初めて鈴鹿を走るというアストンマーティンワークスドライバーのターナーは、その後一度もトップを譲ることなく2スティントを走り切って完勝。デビュー戦を飾ることとなった。2位は244号車LEXUS RC F GT3(田中徹/田中哲也/佐藤公哉組)、3位は9号車MP Racing GT-R(JOE SHINDO/柴田優作/影山正美/富田竜一郎組)だった。
各クラスで新車が健闘 ST-Zクラスは3号車ENDLESS AMG GT4(内田優大/山内英輝/高橋翼組)がこちらもメルセデスAMG GT4のデビュー戦で優勝。ST-TCRクラスは順位変化の多い目まぐるしい展開となったが、65号車Phenomen Mars Audi RS3 LMS(岡島秀章/加藤正将/下山征人/今村大輔組)が初優勝。
ST-1クラスはこちらもS耐デビューとなったアウディR8カップカーの998号車Z-REX ADVICS R8 TRACY(XU Ling Xiao/Zhang Zhi Qiang/廣田築/Ye Hong Li)が優勝。
ST-2クラスは59号車DAMD MOTUL ED WRX STI(大澤学/後藤比東至/井口卓人/石坂瑞基組)が貫禄勝ち。ST-3クラスは62号車DENSO Le Beausset RC350(嵯峨宏紀/山下健太/小河諒組)がピット作業中のトラブルに見舞われながらも逃げ切り優勝。
ST-4クラスは1周目にトップを奪った884号車林テレンプSHADE RACING 86(平中克幸/国本雄資/HIRO HAYASHI組)が独走で優勝。出走11台と最激戦区となったST-5クラスは37号車DXLワコーズNOPROデミオSKY-D(井尻薫/辻かずんど/関豊組)が3年ぶりの優勝を遂げた。