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不正入学スキャンダルの中でドクター・ドレー愛娘、南カリフォルニア大学に“自力”合格

2019年03月25日 11:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

愛娘の難関大学合格を報告したドクター・ドレー
80年代からラッパーとして活躍し、現在は音楽プロデューサー兼実業家として成功を収めているドクター・ドレー(Dr. Dre)。このほど愛娘トゥルーリー・ヤングさんが、南カリフォルニア大学に合格したことを報告した。富裕層セレブらが不正入学で逮捕されるなか、ドクター・ドレーは「俺はブタ箱行きにはならない」とコメントし、トゥルーリーさんが自力で合格を勝ち取ったことを明かしている。

ヒップホップ界の重鎮で音楽プロデューサーのドクター・ドレー(Dr. Dre)は、「Beats By Dr.Dre」の名で知られる世界的ヘッドフォンメーカー「ビーツ・エレクトロニクス」の創立者としても知られる実業家だ。

そんな彼が現地時間23日、Instagramに愛娘トゥルーリー・ヤングさん(18)とのツーショットをアップし(現在は削除)、トゥルーリーさんが南カリフォルニア大学(USC)に合格したことを報告した。西海岸の難関大学の1つである同大学は、富裕層による身内の不正入学スキャンダルで問題になっている大学の1つ。『デスパレートな妻たち』でリネット役を演じたフェリシティ・ハフマンや、『フルハウス』『フラーハウス』のベッキー役でお馴染みのロリ・ロックリンらセレブが逮捕されている。

「うちの娘はUSCに自分の力で合格したんだ。俺はブタ箱には行かねぇぞ!!!」

そうコメントし、大学の入学許可書とパンフレットを誇らしげに見せるトゥルーリーさんの横でドヤ顔を浮かべるドクター・ドレーの投稿には、同じく音楽プロデューサーのディディー(ショーン・コムズ)やティンバランドが絵文字を、またマライア・キャリーの元夫ニック・キャノンは「素晴らしい快挙!!!」とコメントを残しており、トゥルーリーさんを祝福している。

トゥルーリーさん自身もInstagramストーリーで満面の笑みを浮かべ、「これまでの努力が実ったの。フィルムスクールに進学するわ」と言葉を添えており、「南カリフォルニア大学」の映画芸術学部に進学する予定であることを明かした。

しかしドクター・ドレーは2013年、南カリフォルニア大学に新アカデミー設立の目的で、同じく「ビーツ・エレクトロニクス」の創設者であるジミー・アイオヴィン(Jimmy Iovine)とともに7000万ドル(約77億円)という多額の寄付をした過去がある。その事実を知る人々からは、彼の「娘は自分の力で合格した」という言葉を冷ややかな態度で受け止めているようだ。

3月下旬に入り、米国でも次々と大学の合否結果発表が行われている。今年はイェール大学やスタンフォード大学といった超名門大学での大規模な不正入学スキャンダルが発覚し、大学側を相手取った集団訴訟などが行われる動きも見られている。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)