舞台『舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~』のPVとメインビジュアルが公開された。
7月6日から上演される同作は、高橋よしひろの漫画『銀牙 -流れ星 銀-』をもとにした作品。凶暴な熊・赤カブトに敗れた祖父シロと父リキの仇を討つために奥羽軍に加入した秋田犬の銀が、仲間たちと共に真の「男」を求めて日本全土を駆ける姿を描く。主人公の銀役に佐奈宏紀がキャスティング。脚本と演出を丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が手掛ける。
公開されたPVには、1986年に放送されたテレビアニメ版のオープニングテーマ“流れ星 銀”のアレンジバージョンを使用。スマートフォンを片手に歩く佐奈宏紀の姿をはじめ、ベン役の郷本直也が「全国を周って仲間たちを集めていき、それで熊に挑むという……」と語る様子、ジョン役の安里勇哉が原作を読み耽るシーン、赤目役の荒木宏文が「熊ですよね……」と呟く姿、リキ役の坂元健児が「僕は動物役は結構色々やってるので、心配ないさ!」と意気込みを口にする場面、「犬たちよ戦え仲間と共に――」というコピーなどが確認できる。
また黒を基調としたメインビジュアルには、舞台用のコスチュームを身に着けた12人のキャラクタービジュアルが写し出されている。
発表とあわせて、スミス役の塩田康平、ハイエナ役の尾関陸、赤虎役の赤澤遼太郎、中虎役の岩城直弥、黒虎役の松井遥己、モス役の千代田信一、黒邪鬼役の北代高士のコメントが公開された。塩田は「劇団四季『キャッツ』のような舞台になるのか、はたまた『仁義なき戦い』のような男達の縄張りをめぐる熱い戦いに重きを置くのか、今はまだ何も分かっていません」とコメント。
尾関は「皆様に楽しんでいただけるよう、これからハイエナを追求して稽古に向かっていきたいと思います!」、赤澤は、「今まで演じた役柄でわんこ系男子のジャンルを割と多く演じたことがあったのですが、まさか犬を演じることになるとは夢にも思わなかったです」、岩城は「観た方がヒリヒリした緊張感を覚え、皆様の日常に刺激を与えられるように力を尽くしたいと思います」と語っている。
松井は「この夏は‘真の犬(おとこ)’になれるよう精一杯努めてまいります」、千代田は「ウォーミングアップとして、近所の野良犬に格闘を挑みたいと思います!」、北代は「改めて犬の心と向き合えることに喜びを感じながら、銀たちがそうであったように、同じ志をもった“仲間”たちと共に駆け抜けたいと思います」と述べている。
『舞台「銀牙 -流れ星 銀-」~絆編~』は、7月6日から東京・天王洲の銀河劇場、7月20日から兵庫・神戸のAiiA 2.5 Theater Kobeで上演。チケットの一般販売は5月25日10:00からスタートする。
■塩田康平のコメント
劇団四季「キャッツ」のような舞台になるのか、はたまた「仁義なき戦い」のような男達の縄張りをめぐる熱い戦いに重きを置くのか、今はまだ何も分かっていません。
がどうなろうと、いち犬(おとこ)として生っぽく存在したいと思います。
スミスはスパニエル系の雑種ですが、今風に言えばスパニエル系ミックス犬!
実在したらとても可愛らしい犬なのでしょう!笑
お茶目な部分と仲間を思う熱い部分、両立させてチャーミングなスミスを演じますね!
ご声援のほど、宜しくお願いします。
■尾関陸のコメント
この度、ハイエナを演じさせていただきます、尾関 陸です。
原作の漫画、そしてアニメも小さい頃見ていましたが、まさかこの作品を舞台化するなんて思ってもみませんでした。
人間が犬をどう演じるか、どんな舞台になるのか、とても楽しみです。
皆様に楽しんでいただけるよう、これからハイエナを追求して稽古に向かっていきたいと思います!
楽しみにしていて下さい!
■赤澤遼太郎のコメント
赤虎役を演じさせて頂きます赤澤遼太郎です。
今まで演じた役柄でわんこ系男子のジャンルを割と多く演じたことがあったのですが、まさか犬を演じることになるとは夢にも思わなかったです。
僕の家で飼っている犬の犬種は甲斐犬ではなくトイプードルなので若干の違いはありますが、犬は犬なので多少なりとも演技の参考になることを信じて観察する機会を多くしようと思います。
甲斐三兄弟の長男として三位一体のお芝居をお客様にお届け出来るように頑張ります。
■岩城直弥のコメント
素敵なキャストの方々と、この歴史ある作品の舞台化に携われることを幸せに思います。
僕が演じる中虎は、片耳を喰いちぎられているため片耳がありません。
この作品に登場する犬たちは一般的なわんちゃんのイメージとは違い、野生の生き物として死と隣り合わせに生きています。
観た方がヒリヒリした緊張感を覚え、皆様の日常に刺激を与えられるように力を尽くしたいと思います。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。
■松井遥己のコメント
はじめまして!黒虎を演じさせていただきます、松井遥己です。
新たな元号となる今年の夏に昭和後期の少年ジャンプ全盛期を彩った作品に関われること、大変嬉しく思います。甲斐犬は激しい気性をもっている犬種なのですが、三兄弟の中でもとりわけ凄まじい気性の荒さを持つのが黒虎。
なのでこの夏は‘真の犬(おとこ)’になれるよう精一杯努めてまいります。
応援宜しくお願い致します。
■千代田信一のコメント
はじめまして、モス役をやらせていただきます、千代田信一と申します。今回、「銀牙」にお誘いいただき大変嬉しく思っております!犬役という事で、常にヨダレをダラダラ垂れ流せる状態にしておこうか思案中です!
ウォーミングアップとして、近所の野良犬に格闘を挑みたいと思います!
どうぞ宜しくお願いいたします!
■北代高士のコメント
『犬』と書いて『おとこ』と読んだのは初めてでした。
自分には小さい頃から一緒に暮らし、いつだって癒しをくれる愛犬がいました。
言葉は通じなかったけど、いつも心で会話出来ていたような気がします。
改めて犬の心と向き合えることに喜びを感じながら、銀たちがそうであったように、同じ志をもった“仲間”たちと共に駆け抜けたいと思います。
熱い熱い物語です。
長く愛されてきたこの作品。舞台版もまた、多くの方に届きますように。