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中年男性シンクロチームが世界へ、実話を映画化『シンク・オア・スイム』

2019年03月22日 19:20  CINRA.NET

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『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』ポスタービジュアル ©2018 -Tresor Films-Chi-Fou-Mi Productions-Cool industrie-Studiocanal-Tf1 Films Production-Artemis Productions
映画『Le grand bain』の邦題が『シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢』に決定。7月12日から公開される。

「フランスのアカデミー賞」と言われる『セザール賞』10部門にノミネートされた同作は、スウェーデンで実際に起きた出来事をもとに制作された映画。うつ病を患い、会社を退職して引きこもりがちな生活を送るベルトランが、「ミッドライフクライシス」に悩む中年男性で構成されたアーティスティックスイミングチームに加入し、様々なトラブルに見舞われながらも世界選手権の金メダルを目指す、というあらすじだ。英題は『SINK OR SWIM』。

主人公のベルトラン役に『バルバラ~セーヌの黒いバラ~』で監督、脚本、出演の3役を務めたマチュー・アマルリックがキャスティング。不満を抱えるロラン役をギョーム・カネ、現実に向き合えないマルキュス役をブノワ・ポールヴールド、夢に破れたシモン役をジャン=ユーグ・アングラード、孤独でピュアなティエリー役をフィリップ・カトリーヌ、コーチのデルフィーヌ役をヴィルジニー・エフィラが演じる。俳優としても活動するジル・ルルーシュがメガホンを取り、脚本、脚色にも携わった。

発表とあわせてポスタービジュアルが公開。水着姿の出演者たちの姿や、「人生を舞え。ぶざまにかっこよく」というコピーなどが写し出されている。