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“泣く女”が不気味にこちらを見据える 『ラ・ヨローナ~泣く女~』メインビジュアル&場面写真

2019年03月22日 19:01  リアルサウンド

リアルサウンド

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 5月10日に公開されるジェームズ・ワンが製作映画『ラ・ヨローナ~泣く女~』より、メインビジュアルと場面写真が公開された。


参考:恐怖のビジュアル


 本作は、『死霊館』ユニバースの産みの親であるワンが、伝説の怪談『ラ・ヨローナ』を映画化したホラー。ヨローナとは古くから中南米に伝わる呪われた存在で、かつて愛する夫が浮気をしたことにより、嫉妬に狂い、夫が世界で一番愛する我が子を溺死させてしまった女。その後悔から彼女は嘆き苦しみ、遂には正気を失って自ら川に身を投げ、呪いとなってこの世を彷徨っている。ヨローナの涙は今も枯れることはなく、彼女は水のあるところに現れる。


 メガホンを取ったのは、ワンによって『死霊館』第3弾の監督を任され、彼が「彼は不気味で本当に怖い人物」と語る新鋭マイケル・チャベス。さらに、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の脚本を務めたゲイリー・ドーベルマンがワンとともに製作に名を連ねる。主人公のソーシャルワーカーの女性アンナ役を、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『グリーンブック』のリンダ・カデリーニが務め、彼女の子どもサムとクリスをジェイニー=リン・キンチェン、新人のローマン・クリストウがそれぞれ演じる。


 メインビジュアルでは、こちらを不気味に見据える“泣く女”とその足元に2人の子供の死体が写し出されており、「生き延びたければ、決して、水に近づいてはいけない」というコピーが綴られている。


 また、新たに公開された場面写真では不安な表情で事件現場に赴くアンナ、恐怖に体が固まるサム、祓いの儀式中の呪術医・ラファエル(レイモンド・クルツ)、そして神父(トニー・アメンドーラ)の姿が切り取られている。 (リアルサウンド編集部)