2015年以来、4年ぶりのタイトル奪還を目指すニッサン/ニスモが、2019年のスーパーGT GT500クラスを戦うMOTUL AUTECH GT-Rほか4台のニッサンGT-R NISMO GT500のカラーリングイラストを公開している。
ニッサン陣営は来たる2019年シーズンに向け、昨季から大きくドライバーラインアップを変更。CRAFTSPORTS MOTUL GT-R、カルソニック IMPUL GT-R、MOTUL AUTECH GT-R、リアライズコーポレーション ADVAN GT-Rの計4台を走らせる都合8人のドライバーのうち4名を入れ替える大改革を打ち、ライバルメーカー2社に遅れを取った過去2シーズンの雪辱を誓う。
そのニッサンは今オフ、布陣のテコ入れとともに、多くの制限があるなかで改良が認められる部分を利用し、2018年シーズンに苦しめられたアンダーステアを解消するための対策を講じてきた。
ライバルメーカーも参加したセパンと岡山でのテストではカルソニック IMPUL GT-Rが抜群の速さを発揮するなど、2019年の“GT-R復活”を期待させる走りがみられている。
そんなGT-R勢は直近の岡山公式テストで、前述の4台全車に2019年仕様のカラーリングが施されているのが確認されているが今回、ニスモからそれぞれのマシンのカラーリング細部をチェックできるカラーリングイラストが公開された。
フロント、リヤ、左右サイドに加えて天面の5面図からなるこのイラストは、走行中はなかなか見つけることのできない昨シーズン仕様との差や、新しいスポンサーの有無、正確なステッカーの位置などを整理するのに打ってつけと言える。また、グランツーリスモSPORTのリバリー作成時の参考にもなるはずだ。
3月30~31の富士公式テストを経て4月13~14日に迎えるスーパーGT 2019年シーズン開幕戦岡山に向けて、気分を高める意味でも一度チェックしてみては。