マリナーズのイチロー外野手(45)が3月21日、現役引退を表明した。会見から一夜明け、野球関係者からは労いの声が上がっている。ヤンキースの田中将大投手は22日、ツイッターを更新。
「イチローさんとは2009年WBC、そしてヤンキースでチームメイトになった時、現実ではないような気がしました。それぐらい、イチローさんは僕の中で偉大であり、雲の上の存在でした」
と、敬意を表した。
山本昌「日本野球のレベルを世界に示してくれた偉大な選手」
続いて、
「わずかな時間でも同じチームで一緒にプレーできたこと、そして対戦相手として勝負する事ができたこと、とても光栄に思います。現役生活、本当にお疲れ様でした」
と投稿。イチロー選手への感謝と労いを述べた。
野球解説者で元中日の山本昌さんも同日ツイッターを更新した。イチロー選手について、「これまで野球に携わってきて 彼ほどの天才は知りません」と絶賛する。以前イチロー選手と電話をした際に「50歳までどうしたら出来ますか?」と聞かれたことも明かした。山本さんは「彼なら簡単にやるだろうと思ってました」と振り返りつつ、
「日本野球のレベルを世界示してくれた偉大な選手。本当にお疲れ様でした」
と綴っていた。
イチロー選手は、自身が50歳まで現役を続けたいと話していたこともあって、ネットには引退を惜しむ声も少なくない。会見では今後の進路について「監督は絶対無理ですよ。これは『絶対』がつきますよ。人望がない。ほんとに。人望がないんですよ僕」と語っている。