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福田雄一&蜷川実花、小栗旬主演『二つの祖国』にサプライズ出演 ムロツヨシはドッキリで知る

2019年03月20日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 3月23日と24日に2夜連続放送で放送されるテレビ東京開局55周年特別企画ドラマスペシャル『二つの祖国』に、福田雄一と蜷川実花がサプライズ出演していることが明らかになった。


参考:ビートたけし&笑福亭鶴瓶、小栗旬主演『二つの祖国』で共演 東京裁判で起きた逸話の再現も


 累計発行部数250万部突破の大ベストセラーである山崎豊子の同名小説を民放で初めて映像化する本作は、日本とアメリカ、二つの国の狭間で家族の絆を引き裂かれ、涙の別れを経ながらも未来を信じ、激動の時代を逞しく生き抜いた3世代64年の愛の物語。テレビ東京ドラマ初主演となる小栗旬が、日系二世でロサンゼルス・リトルトーキョーの日本語新聞社『加州新報』の記者である主人公・天羽賢治役で主演を務め、ムロツヨシが、アメリカで成功するため日本人であることを捨て去ろうとするチャーリー田宮を演じる。そのほか、多部未華子、仲里依紗、高良健吾、新田真剣佑、池田エライザ、リリー・フランキー、中村雅俊、ビートたけし、笑福亭鶴瓶らが共演に名を連ねる。


 今回、本作に福田と蜷川がサプライズ出演していることが明らかに。撮影では、ムロを驚かせ、そして冷や汗をかかせるためにドッキリが決行された。福田と蜷川が撮影に挑んだのは、ムロ演じるチャーリーが婚約者である小松原玲子の両親の前で、自分が唯一弾ける楽器であるハモニカを冷や汗をかきながら披露するという将校ラウンジでの重要なシーン。「どのような役柄もスマートに演じるムロが、どうしたら一番冷や汗をかくだろうか?」という現場の試行錯誤の末、小栗とタカハタ秀太監督が、これしかないと発案したアイディアだったそう。婚約者の父・小松原彌之助役として紹介されたのが、映画『銀魂』やテレビ東京のドラマ24『勇者ヨシヒコ』シリーズなどを手がける福田で、小栗が主演する映画『人間失格』で監督を務める蜷川がその妻を演じた。


 スタッフの「段取り前にご紹介させていただきます。福田雄一監督と蜷川実花監督です!」という紹介を受け、ムロは「はあ?? 嘘でしょ? 何やってるの? 本当に? …似てるなあって思ってた…何してるの!? (ドラマに)関係ありましたっけ? ダメじゃん! だって山崎豊子先生の原作だよ!? なにしてるの? 絶対ダメだって! すごい緊張してたのに! タカハタ(秀太監督)さん、ダメだって。違う騒ぎ、違うざわつきだって!」と動揺。福田が「知ってるじゃん、俺セリフ言えないの」と話すと、ムロは「言えない、言えない。口震えちゃうから!」と反応した。またムロは「(蜷川監督に)初めて会うのがこのタイミングって!!」とツッコムと、蜷川は「どうも、初めまして!」と返し、撮影現場はしばし笑いに包まれた。


 さらに、作家としてだけではなく、インタビュアーや番組の司会者として活躍する阿川佐和子が、本作のナレーターを担当することも決まった。(リアルサウンド編集部)