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アリアナ・グランデ、ワールドツアー開幕に感無量 「夢が叶った夜」

2019年03月20日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アリアナ・グランデ「Sweetener World Tour」ついに開幕(画像は『Ariana Grande 2019年3月19日付Instagram「but i be like」』のスクリーンショット)
今月18日、アリアナ・グランデのワールドツアーが開幕した。ニューヨーク州オールバニでの初日公演を無事終了したアリアナは、コンサートの模様を収めた写真や動画をいち早くSNSにアップし、「夢が叶った夜」「ありがとう」「愛している」などと綴っている。

アリアナ・グランデ自身、そして大勢のファンが首を長くして待っていた「Sweetener World Tour」が、現地時間18日ついに開幕した。ニューヨークを皮切りに4か月をかけて北米42都市を回り、8月からは2か月間で英国やオランダ、フランス、ドイツなどを回る予定だが、アリアナにとって約1年半ぶりのワールドツアーである。

2017年5月の英マンチェスターでのコンサート直後に起きたテロ事件や、昨年9月の元恋人の急死、その翌月には当時の恋人と婚約解消など辛い出来事が続いていたアリアナは今月初め、「ほんの数か月前はツアーができるような状態じゃなかった」「友達やファンのみんな、そして音楽が私を救ってくれた。そのおかげで苦しい状況から這い上がることができた」とファンに気持ちを吐露していた。

そしてニューヨーク州オールバニにて、いよいよツアー初日を迎えたアリアナ・グランデ。この日はトレードマークの“ハイポニーテール”と“ニーハイ/サイハイブーツ”に7度の衣装替えでファンを楽しませ、セクシーなダンスムーブや持ち前のパワフルな歌声で“アリアナ・ワールド”へとファンをいざなった。

大盛況だった初日公演の興奮が冷めやらぬ中、アリアナはその様子を収めた写真や動画をいち早くSNSにアップし、Instagram上にこう綴っている。

「本当になんて言えばいいのかわからない…とりあえず今は『ありがとう』とだけ言わせて。」
「夢が叶った夜。愛してるわ。すごくね。ありがとう。」

また、音楽情報誌『Rolling Stone』はこの日のコンサートを振り返り、

「2019年、世界はようやくアリアナ・グランデに追いついた。」
「デビュー当時のアリアナはポップトレンドに合わせようと模索を続けていたが、ついにトレンドがアリアナを追いかける時代が到来した。」

とパフォーマーとしてのアリアナの成長ぶりを絶賛している。

自らを“ワーカホリック”と呼び、辛い気持ちは仕事にのめり込むことで乗り越えてきたアリアナ。その時々の自身のリアルな感情が込められた歌詞は世代を超えて共感を呼び、新記録を次々と達成した。小柄でキュートな外見からは想像し難い、そんなタフな精神力も人気の秘密なのだろう。

アリアナは今月初め「きっと素晴らしいツアーになるはず」「ステージではたくさん泣いちゃうと思う」と予言していたが、今後しばらくは世界中で“アリアナ旋風”が吹き荒れそうな予感である。

画像は『Ariana Grande 2019年3月19日付Instagram「but i be like」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)