3月19日、2018年の全日本ロードレース選手権J-GP3クラスでランキング2位を獲得した岡谷雄太は、活動の拠点を海外に移し、スーパースポーツ世界選手権300(WSS300)に参戦すると発表した。
2017年から開催が始まったWSS300は、市販車最高峰レースであるスーパーバイク世界選手権(SBK)と併催の形で開催されており、2019年シーズンは全9戦が行われる予定で、4月6~7日に行われるSBK第3戦アラゴンがWSS300の開幕戦となる。
2019年シーズンにおいてはホンダCBR500R、カワサキ ニンジャ400、KTM RC390R、ヤマハYZF-R3といった市販車をベースにして争われる。
そのWSS300に岡谷が、日本人ライダーとして初参戦することを発表した。
岡谷は、2018年に全日本ロードレース選手権のJ-GP3クラスにMORIWAKI CLUBから参戦し、クラス最多の3勝をあげランキング2位を獲得したライダーだ。
2019年シーズンは、活動の拠点を海外に移し2018年のチャンピオンチームであるDS Junior Teamから参戦する。また、マシンはカワサキ ニンジャ400だが、カワサキのマシンを駆るのは初だという。
岡谷は自身のSNSで「日本人ライダーとしては初参戦のクラスとなりますが、チャンスをしっかりものにする為、結果を求めて全力で戦い、日の丸を表彰台へ上げたいと思います」と意気込みを語っている。