映画『名探偵ピカチュウ』が5月3日から日本先行公開されることが決定。新予告編と日本語版吹き替え版の追加キャストが発表された。
人間とポケモンが共存する架空の街ライムシティが舞台となる同作。ポケモンに関わる事件の捜査中に家に戻らなくなった父親のハリーとポケモンを遠ざけるようになったティムと、かつてハリーの相棒だったという記憶喪失の「名探偵ピカチュウ」が事件に立ち向かう姿を描く。原題は『Pokémon Detective Pikachu』。
ピカチュウとコンビを組むティム役にジャスティス・スミス、ティムにしか聞こえない人間の言葉を話す名探偵ピカチュウ役の声優にライアン・レイノルズがキャスティング。ライムシティで発生する不可解な事件を調査する新米記者ルーシー役をキャスリン・ニュートン、ハリーの元同僚を名乗るヨシダ警部補役を渡辺謙が演じる。ロブ・レターマンがメガホンを取り、ロブ・レターマンとニコール・パールマンが脚本を手掛けた。
公開された予告編には、麻倉未稀の“ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO”を使用。名探偵ピカチュウの「目が覚めると何もかも忘れてた。手がかりは帽子に書かれた――お前の親父さんの名前」という言葉をはじめ、ピカチュウと邂逅したティムが「話してる! ウソだろ!?」と驚愕する様子、ティムとピカチュウが「相棒なんていらない!」「俺は名探偵だぞ」と口論する姿、「全世界待望!感電超大作」というコピー、ミュウツー、コダック、リザードンといったポケモンたちの登場シーンなどが確認できる。
日本語吹き替え版の声優はティム役の竹内涼真に加え、ルーシー役に飯豊まりえ、ヨシダ警部補役に渡辺謙本人がキャスティング。竹内は「想像の何倍も難しいですが楽しいです。ジャスティスが演じているティムとリンクして見えるよう、彼の芝居の1つ1つ見逃さず大切に演じていきたいと思います!」、飯豊は「難しいと感じることも多いですが、ワクワクしたり、笑えたり、謎解きがあったり、色々な展開があって本当に面白い作品なので、楽しんでできればと思っています! 今は相棒・コダックが可愛くて仕方がないので、一緒に頑張ります!」と意気込みを語っている。
なお同作は、MX4D、4DXに加え、3面マルチプロジェクション上映システムSCREEN X、ドルビービジョン プロジェクションシステムを使用したDOLBY CINEMAで上映されることも決定。詳細は映画のオフィシャルサイトで確認しよう。
■竹内涼真のコメント
映像をみた時本当にポケモンたちが生きているみたいでビックリしましたし、ポケモン世代のいちファンとしてこの世界観が表現されたことが嬉しかったです。舞台となるライムシティは、ポケモンがたくさん居て、こんな街があったら行ってみたい、そのくらいリアルで夢のような世界で興奮しました! 初挑戦となる吹替えは、想像の何倍も難しいですが楽しいです。ジャスティスが演じているティムとリンクして見えるよう、彼の芝居の1つ1つ見逃さず大切に演じていきたいと思います! ティムはコンプレックスがあったり、すべてに素直になれない青年。そんな彼の成長物語にもぜひ注目してもらいたいです。
■飯豊まりえのコメント
「ポケモン」は小学生の頃からゲームが出たら絶対に買ってきましたし、今でも時間があったらポケモン映画を観返すほど大好きだったので、今回ルーシーの声に決まった時は夢のようでした。しかも、たまたまこの映画の予告編をみていた時に連絡があったので…!運命的でビックリしています!
私自身、実写作品に息を吹き込ませていただくのは初めてなので、難しいと感じることも多いですが、ワクワクしたり、笑えたり、謎解きがあったり、色々な展開があって本当に面白い作品なので、楽しんでできればと思っています! 今は相棒・コダックが可愛くて仕方がないので、一緒に頑張ります!