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新社会人の理想の上司1位「ホンワカ」、2位「癒し系」 一方「熱血」「カリスマ」は敬遠される傾向

2019年03月19日 19:20  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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養命酒製造は3月19日、「季節の変わり目の体調変化に関する調査2019」の結果を発表した。調査は今年3月に実施し、20~59歳のビジネスパーソン900人と、今春から新社会人になる20代学生100人から回答を得た。

新社会人に「どのような新社会人になりたいか」を聞くと、最も多かったのは、「プライベートの時間も大切にする」(52%)。以降、「無理のない範囲で働く」(46%)、「効率良く仕事をこなす」(39%)、「周りとの調和を大切にする」(28%)と続く。

女性新社会人は、上司に相談相手としての役割を期待している人が多い

男女別にみると、女性は「プライベートの時間も大切にする」(男性31.8%、女性67.9%)、「周りとの調和を大切にする」(男性13.6%、女性39.3%)、「上司の指示をしっかり理解する」(男性9.1%、女性33.9%)で男性を20ポイント以上上回った。

男性1位は「効率良く仕事をこなす」(40.9%)。「ミスなく完璧を目指す」(13.6%)という回答も女性(8.9%)より多く、男性は仕事の進め方、女性はワークライフバランスや人間関係に意識を向けている人が多いようだ。

理想の上司像を聞くと、穏やかで落ち着いている「ホンワカ上司」と優しく接してくれる「癒し系上司」(同49%)が最も高い割合となった。以降、部下に対する面倒見が良い「世話好き上司」(40%)、困った時相談に乗ってくれる「カウンセラー上司」(35%)と続く。

一方、強力なリーダーシップがある「カリスマ上司」(7%)、仕事に情熱を持っている「熱血上司」(6%)、時には厳しく叱ってくれる「鬼上司」(3%)と、いずれも低い割合となった。熱く力強い上司を理想とする新社会人は、少数派のようだ。

男女別にみると、女性は「カウンセラー上司」(男性20.5%、女性46.4%)という回答が目立った。新社会人の女性には、上司に相談相手としての役割を期待している人が多いようだ。

リラックス方法、女性は「美味しいものを食べる」、男性は「体を動かす」

春からの生活について聞くと、「不安に感じる」がビジネスパーソンで42.7%、社会人で81%となった。季節の変わり目にストレスを感じやすいという人は47.7%で、男女別だと女性(54.4%)が男性(41.1%)を13.3ポイント上回った。

また「季節の変わり目は生活が不規則になりやすい」は31%、「季節の変わり目に体調を崩しやすい」は56.1%となった。そのためか「季節の変わり目は健康管理に気を配っている」は54.3%と半数以上になった。

具体的に季節の変わり目に感じる不調を聞くと、「疲れやすくなる」(29.9%)、「体がだるくなる」(29.3%)が僅差で続いた。また、4人に1人が「花粉症などアレルギーの症状が出る」(24.7%)と回答している。

普段行っているリラックス方法を聞くと、「美味しいものを食べる」(28.1%)、「音楽を聴く」(27.3%)、「筋トレ・ストレッチをする」(22.2%)が上位3つとなった。

女性は「美味しいものを食べる」(男性19.3%、女性37.2%)、「友人と話す」(男性9.4%、女性23.7%)が、男性は「ジョギング・ランニングをする」(男性20.8%、女性10.2%)が各々異性より10ポイント以上高くなった。