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年収1000万円以上のミドルが転職で不安に思っていること1位「年齢」、2位「年収」

2019年03月19日 07:10  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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エン・ジャパンは3月15日、「転職の理由・きっかけ」の調査結果を発表した。調査は今年2月に実施し、同社が運営する「ミドルの転職」を利用する35歳以上のユーザー2350人から回答を得た。

年収別で比べると、最も多かった回答は年収1000万円以上だと「キャリアアップのため」(37%)、年収1000万円未満では「給与に不満がある」(37%)だった。年収1000万円以上と年収1000万円未満では、転職の理由に相違があった。

年収1000万円以上は「能力を活かせるポジションへの転職」希望

「転職で実現したいこと」を聞くと、「給与・待遇のアップ」(60%)が最多で、以降、「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(58%)、「やりたい仕事ができる環境での就業」(44%)だった。

年収別で比較すると、年収1000万円未満は、「給与・待遇のアップ」(63%)、「安定的・長期的な就業の確保」(39%)、「より良い人間関係の構築」(24%)が多かった。

一方で、年収1000万円以上は、「経験・能力が活かせるポジションへの転職」(69%)、「やりたい仕事ができる環境での就業」(57%)が上位に入った。職場環境や仕事内容に対するこだわりがある人が大多数を占めているようだ。

「転職を考える上で不安に感じること」を聞くと、1位は「年齢」(73%)、2位は「年収」(51%)、3位は「これまでの経験・スキルが通用するのか」(48%)という結果だった。年収別に見ると、年収1000万円未満は、「年齢」(75%)、「これまでの経験・スキルが通用するのか」(50%)が抜きん出ていた。年収1000万円以上でも、「年齢」(62%)、「年収」(46%)の回答が多かった。