現在放送中のNHK朝ドラ「まんぷく」で、カップヌードルに入っている「謎肉」が登場し、ネット上で話題になっている。同作品は日清食品創業者夫婦の半生をドラマ化したもので、インスタントラーメンを生み出した萬平(演:長谷川博己)とヒロインの妻・福子(演:安藤サクラ)の姿を描いている。
3月18日放送回では、「まんぷくヌードル」に入れる具材にフリーズドライしたネギとスクランブルエッグの採用を決定。ほかに入れるものとして、萬平は肉を提案する。
一体どんな肉?と聞かれ、萬平「それはよくわからへん」
萬平はその肉について、「味が染み込んでいて、それがさらにスープに深みを加えるものがいい」と説明。周りの開発者に「それはチャーシューでは?」と問われると、「わかった、肉は僕が作ろう」と言い放つ。「作る?」「肉を作るんですか?」と驚かれるが、萬平は自宅で福子とともに「肉」の開発を始める。
「ここ(肉)に味付けをして、野菜エキスを加えて、誰も食べたことのない肉を作るんだ」と語り、肉とすりつぶした大豆を炒めていく。帰ってきた息子に「一体どんな肉?」と聞かれると、萬平は「それはまだわからない」と答えている。
ネットではこの肉に注目が集まった。ダイズミンチをサイコロ状にしたものだが、原材料がわからないとして「謎肉」の愛称で親しまれている。
この謎肉開発で、萬平が「肉を作る」と発言したことから、ツイッターでは「萬平さんが謎肉作り出した」「日本語として謎すぎる 最初からまさしく謎肉だった感じ」など興奮する人が相次いだ。
同日放送回では、具材に入れるえびの種類選定も始まっている。「まんぷくヌードル」の完成はもちろん、謎肉完成の瞬間に立ち会えるのを楽しみにしている人も多いようだ。