2019年F1オーストラリアGP決勝を、ルノーのダニエル・リカルドはリタイアで終えた。スタート直後、ターン1へのアプローチで芝の上にはみ出した際、“大きな溝”を乗り越え、その衝撃でフロントウイングが脱落。すぐにピットに入り、ノーズ交換を行ってコースに復帰したが、最後尾まで落ち、大きくポジションを上げることなく28周でレースを終えた。チームは、マシンがダメージを受けたため、予防的措置でリタイアさせたと説明している。
■ルノーF1チーム
ダニエル・リカルド 決勝=リタイア
もう本当にガッカリだよ。いいスタートを切って(セルジオ・)ペレスに並びかけ、右方向へクルマを寄せた。片輪がグリーンに落ちたけど、別に問題はないと思っていた。そこでいきなり大きなバンプをヒットしたんだ。アンラッキーとしか言いようがない。そして残念なことに、僕のレースはそこで終わってしまった。すべてがあっという間だった。こんなかたちで終わることになって悔しいよ。レースではニコ(・ヒュルケンベルグ)が、このクルマにトップ8に入る力があることを証明した。バーレーンでは、トラブルのない週末と好成績を目指したいね。