2019年F1オーストラリアGP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは10位、アレクサンダー・アルボンは14位だった。
■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
チーム代表フランツ・トスト
まずは、アストンマーティン・レッドブル・レーシングと共に表彰台フィニッシュを成し遂げたホンダに、お祝いの言葉を贈りたい。大きな成功であるし、彼らはこの結果にふさわしい仕事をしてきた。
トロロッソのレースに関して言うと、13番グリッドと15番グリッドからのスタートとなったふたりを、それぞれ違う戦略で走らせることに決めた。アレックスはオプションタイヤ(ソフト)で、ダニールはプライムタイヤ(ミディアム)でスタートさせた。これは正しい選択だった。これによって柔軟な戦略を採ることが可能だったからだ。
ダニールは素晴らしいレースをして、1ポイントを持ち帰ってくれた。彼が1年半、レースから離れていたことを忘れてはならない。それにもかかわらず、いい戦いをして、トップ10に入ったのだ。今後のレースに向けてとてもよい兆候だ。
アレックスもとてもいい仕事をした。これがF1での初レースであり、その上、ここは楽なサーキットではないのに、全くミスをせず、週末を通してたくさんのことを学び取った。
今シーズン初めての週末を終えて、我々のパッケージは強力だと感じている。今後のレースに期待できそうだ。