ロバート・クビサは、決勝レースでファステストラップを記録したドライバーにチャンピオンシップポイントを付与するというF1の新たな規則が、“奇妙な状況”を生み出す恐れがあると考えている。
今週F1は新たな競技規則を発表し、この規則は研究とファン調査の結果であると主張した。
ただしこの規則はトップ10位内を走行するドライバーのみに適用される。予想されるウイリアムズのパフォーマンスレベルを考慮すると、明らかにクビサには見込みがないと思われる。
「残念だが、その規則は少なくとも今の僕たちにはそれほど影響がないと思う」とクビサは木曜日に語った。
「ボーナスポイントは、レース終盤に一部のマシンがピットインするという奇妙な状況を引き起こす可能性があると思う」
「突如としてマシンがピットインするのを見ることになる。状況によるだろうが、ドミノみたいなものになると思うんだ。でもさっき言ったように、僕たちはそのことをあまり気にしていないけどね」
同じテーマについて質問を受けたダニエル・リカルドは、猛ダッシュによるボーナスポイント策を支持するとしたが、それがタイトル争いに影響があるのかについては懐疑的だという。
「少なくともトップ10に限定したのは良いことだ。ファステストラップを出すために、新しいタイヤセットに交換しようとピットインしたら、何かを失う可能性があるということになる」
「それについては、あまり深く考えたことがない」と彼は付け加えた。
「どのような展開になるか様子を見ることになるだろう。僕はそれがチャンピオンシップを左右するとは思えないけどね。可能性はあるけれど、僕はそうなるとは思わない」