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マクラーレンF1、オーストラリアではタバコ会社関連のスローガンを外し、「セブン・イレブン」のロゴを使用

2019年03月14日 17:21  AUTOSPORT web

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2019年F1オーストラリアGP カルロス・サインツJr.(マクラーレン)のレーシングスーツに「セブン・イレブン」のロゴ
マクラーレンF1チームは、2019年開幕戦オーストラリアGPで、スポンサーであるブリティッシュ・アメリカン・タバコ(BAT)関連のロゴを外し、そのスペースにコンビニエンスストアのセブン・イレブンのロゴを入れることを明らかにした。

 マクラーレンは、2月にイギリスをベースとするたばこ製造・販売会社であるBATとグローバルパートナーシップ契約を結んだことを発表。これに伴い、プレシーズンテストでは、2019年型ニューマシンMCL34にBAT社のスローガン「A BETTER TOMORROW」のロゴを飾っていた。

 しかしオーストラリアの保健省が、たばこ広告を禁止する法律への違反にあたる可能性について調査を行っていることを受け、フェラーリがフィリップモリス・インターナショナルのプロジェクト名「Mission Winnow」のロゴをオーストラリアで外すことを決断、それに続いてマクラーレンもBATとの合意のもとに、「A BETTER TOMORROW」のロゴを開幕戦では使用しないことを決めた。

「BATは、マシンやチーム関連に『A BETTER TOMORROW』のロゴを使用しないという決断をあらかじめ下した」とマクラーレンのスポークスマンがロイターに対してコメントした。
「代わりに今回のレースに関しては彼らのブランディングライツをセブン・イレブンに引き渡すことを決めた」