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「品行方正な芸人に魅力はない」 舛添要一氏、ピエール瀧や新井浩文を擁護して批判殺到

2019年03月14日 16:50  キャリコネニュース

キャリコネニュース

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コカイン使用の疑いで3月12日に逮捕されたピエール瀧容疑者(51)について、前東京都知事の舛添要一氏(70)が14日、自身のツイッターアカウントで言及した。舛添氏は、

「品行方正な芸人に魅力はない。ピエール瀧、新井浩文、勝新太郎。芸人はマージナルマンである。だから、常人に不可能な創造ができる。面白くもないエンタメは定義矛盾だ。品行方正でもやぶな医者は要らない。芸人も同じ。道徳が支配する国に芸術や文化は育たない。勿論犯罪を称賛しているのではない」

とツイート。批判が相次いでいる。

都知事時代には危険ドラッグについて「絶対手を出さないで」と呼びかけていたが…


新井浩文容疑者は今年2月、強制性交の容疑で逮捕された。勝新太郎は昭和から平成にかけて活躍した俳優。1990年にコカイン不法所持の疑いで、ホノルル空港で現行犯逮捕されている。

舛添氏の呟きからは、芸能人の犯罪は芸の肥やしになるという意識が透けて見える。しかし、薬物の所持・使用や強制性交を始め、犯罪を侵さなくても実力のある芸能人もいる。元都知事の発言ということもあり、リプライ欄には

「おもしろくなるからといって違法薬物を使用してもいいんですか?」
「最後の一文があればなんでも言っていいって訳じゃない」
「文化や芸術の為ならレイプマンも許されるみたいな言い方してる」

などのコメントが殺到していた。

ちなみに舛添氏は都知事在任中の2014年、危険ドラッグの条例改正後の記者会見で薬物について、

「個人の所有についてはもう取り締まれるようになっているので、都民の皆さん方、国民の皆さんにもこういうものに絶対手を出さないでくださいということを申し上げるとともに、全力を挙げてこれに取り組みたいと思っております」

と注意を呼びかけている。また2015年、「危険薬物及び特殊詐欺の根絶に係る協定」の締結式に出席した際には、自身の思いを都のサイトで「東京から危険ドラッグ及び特殊詐欺を根絶しようと、断固たる決意で政策を進めている」と記していた。