麻薬取締法違反の容疑で12日に逮捕されたピエール瀧容疑者の影響が広がっている。ソニー・ミュージックは3月14日、瀧容疑者と同じバンド「電気グルーヴ」のメンバーである石野卓球さんについて、23日のイベント出演を中止すると発表した。
イベントは北海道・倶知安町で開催予定だった「Pump It Presents Takkyu Ishino」。石野さんのサイトでは、
「同バンドメンバーのピエール瀧が、麻薬取締法違反の容疑で逮捕された事態を厳粛に受け止め、会場とも協議の結果、石野卓球の出演を中止させて頂きます。ご来場を楽しみにして下さっていたお客様、並びに会場・関係各所の皆様には深くお詫び申し上げます」
と謝罪している。
「卓球さん悪くない」「待っています!」応援や労いのコメント多数
石野さんは14日、自身のツイッターを更新。イベント中止について、公式サイトを引用した上で「だとよ」とだけ呟いた。
ファンの間では今回の出演中止をやりすぎと感じる人も少なくない。呟きには「そら腹立つわな」「卓球さん悪くない」「卓球さんの意向ではないということなのかな」などのコメントが付いている。
ただ、それ以上に多いのは「呟いてくれて安心した」という声だ。石野さんは瀧容疑者が逮捕されて以降、逮捕関連のニュースのリツイートしかしておらず、本人の呟きはなかった。心労を労うコメントや、「待っています!」という応援も多々見られた。
石野さんのサイトのライブ欄は「現在、ライブ情報はありません」と表示されている。石野さんは関西電気保安協会のウェブCMの楽曲アレンジを手がけ、動画は今月1日に公開になったばかりだ。この仕事に瀧容疑者は関わっていないが、協会のユーチューブ公式サイトに掲載された動画には、公開を中止しないよう求めるコメントも多数付いている。