レッドブル・レーシングのマックス・フェルスタッペンは、2019年F1開幕戦オーストラリアGPを前に、全チーム中の自分たちのポジションはまだ分からないが、パッケージには非常にいい感触を持っていると語った。特に、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)の予選での“パーティーモード”には期待しているという。
再びメルセデスやフェラーリとタイトルを争うことを目指すレッドブルは、2019年、パワーユニットパートナーをルノーからホンダに変更した。
「メルボルンの週末は面白いものになるはずだ。開幕戦だし、レギュレーションの変更もあったから、どのチームも自分のポジションが分からない状態で臨むわけだからね。僕らに関しては、パワーユニットも変わった」とフェルスタッペン。
「アルバートパークは面白いトラックだよ。すごくバンピーで、高速コーナーがたくさんある。バランスがとれたマシンで走ると楽しいんだ。オーバーテイクが簡単でないのは確かだね。ストレートがあまり長くないから、仕掛けるのが難しい。でも不可能ではないよ」
プレシーズンテストでのRB15の進歩に満足しているかと聞かれ、「ロングランには期待できるパフォーマンスがあったと思う」とフェルスタッペンは答えた。
「開幕戦から強さを発揮できればいいね。全体的に見てとても優れたパッケージだと思う。でも、レースウイークエンドを迎えて実際に走ってみるまでは、自分たちの位置は分からない。メルセデスやフェラーリとのギャップを縮めることができたのかどうかも、これから見ていくことになるだろう」
■「ホンダのパーティーモードがうまく機能することは分かっている」とフェルスタッペン
母国オランダのテレビ局Ziggo Sportでのインタビューにおいて、ホンダについて聞かれたフェルスタッペンは、2019年のパワーユニットには感銘を受けているとして、予選の“パーティーモード”、つまり、よりパワーを発揮するセッティングに大きな期待を抱いていると語った。
「ホンダのエンジンの設計の仕方は信じられないほど素晴らしい。論理的に作られて、いい形で仕上げられている」とフェルスタッペンが述べたと公式サイトが伝えた。
「メルボルンの土曜に皆を驚かせることができればいいなと思っているんだ。今年の僕らにはパーティーモードがあるし、それがうまく機能することも分かっているんだ」