3月13日、レプソル・ホンダ・チームのホルヘ・ロレンソが、MotoGP開幕戦カタールGP中の転倒が原因で肋骨にヒビが入っていたとチームがアナウンスした。
ロレンソは、3月9日に行われたMotoGP開幕戦カタールGPのフリー走行3回目(FP3)で、セッション開始早々に6コーナーでハイサイドを喫し転倒。マシンから投げ出され、路面に叩きつけられた。
その後、メディカルセンターへ向かい、検査後にピットへ戻ったが走行は行わなかった。フリー走行4回目(FP4)には、セッション最初からコース上に姿を現し、走行し予選Q1に臨んだ。
予選Q1でも2コーナーでスリップダウン。ロレンソは走行を再開することなく予選Q1を5番手で終え決勝は15番手グリッドを獲得した。
決勝日も転倒の影響を見せずレースに挑み、ホンダに移籍してからの初レースは13位でチェッカーを受け3ポイントを獲得した。
レプソル・ホンダ・チームは、12日にロレンソが病院で精密検査を受けた結果、右の第一肋骨にヒビが入っていることが判明し、完治には3週間~1カ月かかると診断されたことを明かした。
今回の怪我は、FP3でのハイサイド転倒が原因とみられている。
3月29日から開催する第2戦アルゼンチンGPでの復帰を目指し、1月に骨折し手術した左手首付近の小さな骨である左舟状骨のリハビリも継続して行うようだ。