映画『キングダム』のインターナショナル版スペシャルプロモーション映像が公開された。
アメリカ・テキサス州オースティンで開催されている『SXSW』で披露された同映像。日本未公開の映像が多く盛り込まれており、山崎賢人演じる主人公の信が泣き叫ぶ姿、信や長澤まさみ演じる楊端和のアクションシーン、信と吉沢亮演じる嬴政が橋本環奈演じる河了貂と出会う場面、大沢たかお演じる大将軍・王騎、本郷奏多演じる成蟜の姿などが映し出されている。
『SXSW』のソニーが運営するブースで行なわれたトークショーには、ハリウッドの映画プロデューサーあるグレン・ゲイナー、ゲームクリエイターの水口哲也、映画『キングダム』のプロデューサーである松橋真三が登壇。松橋は『キングダム』におけるテクノロジーに役割について「10年前の技術ではできなかった作品。ですが、この作品で大事なことは、テクノロジーのすごさを前面に押し出すことではなく、逆にわからせないこと。『キングダム』の世界観に浸っていただくことです」とコメントした。
またゲイナーは同作について「「とても素晴らしい映画だった。カリスマ性のあるキャスト、アクションシーン、音響など、どれをとっても素晴らしく、劇中のシーンひとつひとつに没頭した。まるで私もその場所にいるように楽しめた。一人で観たのが残念だったので、家族や友達とみんなで一緒に観たいと思う」と話した。
さらに同作の北米公開に向けて主演の山崎賢人がソニー・ピクチャーズ本社を表敬訪問。山崎を迎えたソニー・ピクチャーズ インターナショナルプロダクションズ代表のレイン・クラインは、山崎に『キングダム』の感想を尋ねられると、「期待をはるかに超えた素晴らしい作品でした。想像していた以上の面白さでアジア版の『ゲーム・オブ・スローンズ』を観ているようだった。アクションシーンが特に魅力的で、山崎さんは肉体改造をして撮影に臨んだと聞き、感銘を受けました。ストーリーも原先生のマンガが原作ということもあり、冒頭の幼少期からクライマックスのバトルまでとても楽しめました」と答えた。
4月19日から日本公開される『キングダム』は、原泰久の同名漫画を実写映画化する作品。原泰久の同名漫画を実写映画化する同作。中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・嬴政の姿を描く。監督は佐藤信介。