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バーチャルジャニーズ海堂飛鳥&苺谷星空が、初の2人同時配信! トラブルへの神対応に「感動した」の声殺到

2019年03月13日 18:11  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥(かいどう あすか)(CV.藤原丈一郎)と苺谷星空(いちごや かなた)(CV.大橋和也)が3月11日、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」で、初の2人同時生配信を行った。


(参考:なにわ男子 藤原・大橋のファンが、バーチャルジャニーズ 海堂飛鳥と苺谷星空を受け入れたきっかけ


 2月19日より始動しているSHOWROOMとジャニーズ事務所の共同事業『Johnny’s × SHOWROOM バーチャルジャニーズプロジェクト』。この日以来、同プロジェクトの第1弾として誕生した海堂と苺谷は、3月10日までの20日間、1日たりとも休むことなく個別配信を行ってきた。


 しかし、2人一緒に配信を行ったことは1度もない。そんなわけで、かねてより“あすかな”を応援する人たち、特に、なにわ男子として活動する“中の人”同士の掛け合いの楽しさを知るファンからは「2人一緒に配信してほしい」という希望が多数寄せられていた。


 今回、こうしたファンの声が届いたのか、21回目にして初の2人同時生配信が1時間拡大SP(通常配信回は30分)として実現した。配信が始まると、視聴者へあいさつをする海堂の言葉を遮って「飛鳥クルージングルーム(海堂の配信用ルームの名称)へようこそー! イエーイ! みんな元気―!?」といつも以上にノリノリな苺谷。そんな相方を尻目に「はぁ……もう初っ端からダルい……」と辟易しながらもそのノリに付き合うツンデレな海堂という、お馴染みの好対照な図式が早速展開された。


 こんな調子で同じ画面に並び立ち、関西弁で漫才のようなやりとりを繰り広げるあすかなの2人。その特別感にほだされてか、イチゴやアメ、野球ボールのカタチをした「ギフト」がいつもの何倍も空から降り注ぎ、海堂は「すごいなぁ!」とうれしい悲鳴を上げた。一方の苺谷も「ギフトの流星群や~!」と大興奮。ハイになり過ぎて思わず「準備中」のボタンを誤って押し、配信が中断してしまうというハプニングも。


 海堂から「テンション上がるのはわかるけど、『イエーイ!』って言ってボタン押すのやめて! 今回は2人での配信やねんから1人がミスしたら……」とコンコンと説教されるも、苺谷は「2人のミスやもんね! ごめんね!」と、全く悪びれるそぶりなく喜色満面の笑み。それを見て海堂は「はぁ……ダル……」とまたため息をついた。その後は、視聴者から寄せられた2人を描いたイラストの紹介、苺谷のモノマネ、お悩み相談など、レギュラー配信回でもお馴染みのコーナーが次々と実施されていった。


 それにしてもこの配信、何がすごいかといえば、普段なにわ男子として日常的に顔を合わせるはずの同僚2人がアドリブでトークを繰り広げているのに、1時間中、1度も「素」にならないところだ。配信の途中には先述した苺谷の人的ミスとは別に、システムトラブルと思しき不具合により、映像が途切れてしまうことが何度かあった。そういうときにこそ、一瞬くらい気が緩んで普段の藤原丈一郎と大橋和也に戻り、相手をいつものニックネームで呼ぶ程度のミスがあっても不思議ではないのだが、そんなことはこの配信はおろか、今までの20回の配信中においてすらただの1度もない。どんな事態になっても、「海堂飛鳥」「苺谷星空」であることを崩さず、バーチャルジャニーズとしての配信を成立させてしまうのだ。


 今回の配信後に、公式Twitterにて「初めてのコラボ配信ということで、途中様々なトラブルが生じてしまい大変申し訳ございません。」と謝罪のツイートがされていたが、ファンからは「トラブルへの臨機応変な対応にとても感動しました」「トラブルの後のあすかなの対応もとっても素敵」「トラブルがトラブルに感じなかった」など賞賛のコメントが殺到。20回の配信を通して、海堂と苺谷はトラブルさえも味方につけるほどバーチャルジャニーズとして成長し、ファンはそんな2人についていき、日増しに愛情の度合いを強めているのがよくわかるというものだ。(こじへい)