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最低地上高210mm、新型『ボルボV60クロスカントリー』の予約受注が開始

2019年03月13日 14:51  AUTOSPORT web

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大幅に高められた悪路走破性で独自のポジショニングを確立したクロスオーバー・モデル『ボルボV60クロスカントリー』
先代モデルでもライフサイクル末期に追加され、スタンダードラインに対して大幅に高められた悪路走破性で独自のポジショニングを確立したクロスオーバーモデル『ボルボV60クロスカントリー』が2代目モデルに進化。2019年4月の国内販売に先立ち、3月1日より予約注文受注が開始されている。

 ボルボの最新プラットフォーム、SPA(スケーラーブル・プロダクト・アーキテクチャー)を採用し、XC90から始まった新世代デザイン言語を採用して生まれ変わったミッドサイズステーションワゴン『V60』をベースにしたこのクロスオーバーモデルは、上級モデルのV90と同様の手法で悪路走破性能をプラス。

 最低地上高を65mm高めて210mmとし、Cross Country専用サスペンションを採用することでラフロード性能を強化し、アンダーガードやモール素材のフェンダーアーチなどを採用した、Cross Country専用のエクステリアデザインが与えられている。

 導入されるパワートレーンは、初期設定としてDrive-Eの2リッター4気筒直噴ガソリンターボの“T5”のみとなり、最高出力254PS、最大トルク350Nmのエンジンに、ロックアップ機構付きの8速電子制御ATとAWDシステムが組み合わされる。

 そのグレード展開は従来の「Momentum」に相当する“Cross Country”と、上級仕様の“Summum(サマム)”に相当する“Cross Country Pro”の2種類のグレード展開となり、この仕様はV60シリーズでは初のガソリンAWD仕様車となる。

 またほかの新世代ボルボ車と同様に、新たに対向車対応機能も加わった歩行者・サイクリスト検知機能付衝突回避・被害軽減ブレーキ・システムや、全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)、パイロット・アシスト(車線維持支援機能)、BLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)を装備。

 さらに衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)、ランオフロード・ミティゲーション(道路逸脱回避機能)、オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)など16種類以上の機能を内包した先進安全・運転支援機能“IntelliSafe(インテリセーフ)”を標準装備している。

 このクロスカントリーもV60同様に新車登録から5年間、走行距離無制限の一般保証制度が適用され、価格はベースモデルの549万円と、同Proグレードの649万円となっている。