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チャン・ツィイー×金城武×長澤まさみ ジョン・ウー監督『The Crossing』

2019年03月13日 13:40  CINRA.NET

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『The Crossing -ザ・クロッシング- PartI, II』 ©Beijing Galloping Horse ・ All Rights Reserved.
ジョン・ウー監督の映画『The Crossing -ザ・クロッシング- PartI, II』が、6月7日から公開される。

『男たちの挽歌』『レッドクリフ』『M:I-2』などの作品で知られるジョン・ウー監督がメガホンを取った同作は、3組の男女の出会いと別れ、愛の物語を、国民党と共産党の対立が激化した1945年の国共内戦を舞台に描いた作品。前後編で構成され、前編は戦争や時代に翻弄されながら愛を貫いた3組の男女を描き、後編では千人近い乗組員や乗客が犠牲になった上海発、台湾行の大型客船沈没事故「太平輪沈没事故」を軸に、客船に乗り合わせた男女の運命が交差していく。原題は『The Crossing』。中国で2014年に公開された作品となる。

3組の男女を演じるキャストには、中国、日本、韓国から俳優陣が集結。台湾国籍の日本軍軍医イェン・ザークン役を金城武、ザークンの幼なじみ・雅子役を長澤まさみ、出征した恋人を探すために従軍看護師に志願するユイ・チェン役をチャン・ツィイー、兵士のトン・ターチン役をトン・ダーウェイ、国民党の将校レイ・イーファン役をホアン・シャオミン、イーファンと運命的な出会いをするチョウ・ユンフェン役をソン・ヘギョが演じる。

ジョン・ウー監督は「中国と台湾両岸の想いを込めた作品を作りたいと思っていた」と同作に込めた思いを語っている。映画『グリーン・デスティニー』の脚本家であるワン・ホエリンの原案をもとに、総製作費76億円をかけて完成させた。

第1部は6月7日から、第2部は6月14日から順次公開される。

■ジョン・ウー監督のコメント
不穏な時代ほど愛の偉大さが際立つ。本作で中国と台湾の両岸の思いを伝えられたらと思います。