トップへ

YES!「翔んで埼玉」 高須クリニック奇跡のコラボCM実現

2019年03月13日 12:01  おたくま経済新聞

おたくま経済新聞

YES!「翔んで埼玉」 高須クリニック奇跡のコラボCM実現

 2019年2月22日に公開以来、大ヒットを続ける映画「翔んで埼玉」。埼玉にゆかりのある企業とのコラボも次々と実現してきましたが、さらなる奇跡のコラボが実現しました。「YES! 高須クリニック!」でおなじみの高須クリニックとのコラボCMが誕生したのです。3月14日より放映されます。


【さらに詳しい元の記事はこちら】


 高須クリニックといえば、これまでにも多くの映画作品などとコラボしていることでも知られていますが、今回は埼玉を盛大にディスった「翔んで埼玉」とのコラボ。さすがに「YES!」とは言いがたいように思われたのですが、この作品で武内英樹監督が伝えたかった「地元愛」と渾身の茶番劇に高須クリニック側が共鳴。コラボが実現したといいます。


 気になるCMの展開ですが、冒頭では、長年愛されてきた高須クリニックのCM映像とともに、「平成が終わり新しい時代が幕を開けようとも、高須クリニックは明るい未来のため愛と笑顔をお届けします」というナレーションが流れます。このまま終わるかと思いきや、一転して二階堂ふみさん演じる壇ノ浦百美の名セリフ「埼玉県人にはそこらへんの草でも食わせておけ!」のシーンをはじめとする映画「翔んで埼玉」の映像が流れるという展開に。そして最後に「院長、映画「翔んで埼玉」を応援する?しない?」「YES? or NO?」と高須院長へ質問が飛び、長年のキメ台詞である「YES! 高須クリニック!」が、高須院長の応援コメントとしても重なって終わる……というもの。


 高須院長は美容外科医院だけでなく、出身地である愛知県に介護老人保健施設やデイサービスセンター、グループホームなども開設している地元愛の持ち主。こういったところが、ディスりながらも埼玉への地元愛が見える映画「翔んで埼玉」と共鳴したのかもしれませんね。


(C)2019映画「翔んで埼玉」製作委員会
(C)魔夜峰央『このマンガがすごい!comics 翔んで埼玉』/宝島社
情報提供:東映株式会社


(咲村珠樹)