映画『ENGLAND IS MINE(原題)』が、5月31日から東京・渋谷のシネクイントほか全国で公開される。
同作はイギリスのバンド・The Smithsのボーカリストであるモリッシーの若き日を描いた青春音楽映画。1976年のマンチェスターで高校をドロップアウトし、ライブハウスに通っては批評を投稿する日々を送っていたスティーブン・モリッシーが、出会いや別れ、苦悩と挫折を乗り越えてミュージシャンとしてのアイデンティティーを確立するまでを描く。
若き日のモリッシー役を演じるのは『ダンケルク』のジャック・ロウデン。モリッシーの才能を見抜いて後押しするアーティストの卵リンダー・スターリング役を『ダウントン・アビー』のジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、モリッシーを誘惑する職場の同僚クリスティーン役を『キリング・イヴ/Killing Eve』に出演するジョディ・カマーが演じる。
メガホンを取ったのはマーク・ギル。プロデューサーはイアン・カーティスの伝記映画『コントロール』も手掛けたオライアン・ウィリアムズが務めている。劇中にはNew York Dolls、Roxy Music、Sex Pistols、Mott the Hoopleらの楽曲が使用されている。