中原昌也の小説『パートタイム・デスライフ』と、トリビュート作品集『虐殺ソングブックremix』が3月26日に2冊同時刊行される。
作家デビュー20周年を迎える中原昌也。『パートタイム・デスライフ』は職場から逃亡した男に次々と襲いかかる正体不明の暴力を描いた最新小説となり、巻末別丁の「中原昌也の世界」には青山真治、小山田圭吾、椹木野衣による解説が収録される。アートワークは中原自身が手掛けた。
『虐殺ソングブックremix』には、朝吹真理子、OMSB、五所純子、柴崎友香、曽我部恵一(サニーデイ・サービス)、高橋源一郎、町田康、三宅唱、やくしまるえつこ、湯浅学が中原の作品を「リミックス」した作品とそのオリジナルバージョンを掲載。カバーは中原のデビュー作『マリ&フィフィの虐殺ソングブック』の単行本カバーを河村康輔が「リミックス」したものとなる。
両作品共にアートディレクターは前田晃伸と馬渡亮剛が務めた。