3月6日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)では、女子高生からの悩みが紹介された。クラス内で自分の悪口が聞こえた時など、居心地が悪い状況になるとつい逃げてしまう癖を直したいといい、「マツコさんと有吉さんなら立ち向かいにいきますか?」と聞く。
これに対してマツコ・デラックスさんは「タイマン勝負ふっかけられたらやるわ。でも、陰口に『ねぇ今アンタ言ってたでしょ?』って言うのはさすがに無理よ」と回答。有吉弘行さんも「イジメとかになるんだったら『逃げなさい』っていうのは常識的じゃない?」と話した。(文:石川祐介)
陰口を言われたら、有吉も「嫌なことがあってもその場から逃げないタイプ」
マツコさんが「自分のことコソコソ話されてたら、わざわざその場に行く?」と聞くと、有吉さんは「絶対に行かない。それマジでチンピラだから」という。悪口を言われている場に自ら足を運ぶことは不良のすることだと主張した。
しかし有吉さんは、自身を「嫌なことがあってもその場から逃げないタイプ」「もうちょっと逃げるの上手だったらな」と、投稿者と真逆のタイプだったという。マツコさんも頷きし、
「例えば、そこで陰口を言われてるなってわかっても、変なプライドがあって、そこから立ち去るんじゃなくて、毅然とその場にいちゃうタイプ」
「『全然気にしてませんよ』とか『聞こえませんよ』というフリをして、余計ぐじゅぐじゅして(傷ついて)しまう」
という。ただ、それでもマツコさんは「『必要だ』って思ってる情報以外は、耳に入れないようにすればいい」と不要なプライドは捨て、嫌な時は逃げるべきだと助言した。
高校時代の友情は「そんなもんだよ」
ただマツコさんは相談者が17歳であることから「一番気になる頃だから」と心中を察する。自身の高校時代を「最低限の交流はするけど、あんまり密にならないようにしてた。仲良いから言われるんじゃない、陰口って」「薄い付き合いにしていた」と振り返る。
有吉さんも高校時代の友達との交流は「一切いませんね」という。マツコさんは投稿者に「言ってあげることがあるとすれば、『そんなもんだよ』ってことだよね」とラスメイトなんて大人になれば特に重要な存在ではなくなるとこぼす。
しかし、有吉さんは「だからといって『あと1年我慢しろ』っていうのも長いよ」と残りの高校生活を乗り切ることの難しさを語った。マツコさんも「捕まってるみたいだった。牢屋に閉じ込められてるみたい」と同意し、投稿者の心境の複雑さを察した。