AKB48グループを運営するAKSは3月7日、元NGT48劇場支配人・今村悦朗氏との契約解除、AKB48劇場支配人・細井孝宏氏の退任を発表した。6日、元AKB総支配人・戸賀崎智信氏がツイッターに3人で飲んでいる様子を投稿。「みんなぐたらない報道に惑わされないように(原文ママ)」などとツイートし、炎上状態になっていた。
今年1月、NGT48の山口真帆さんが暴行を受けたと告白。当時支配人の今村氏を異動させる形で責任を取ったが、未だ今村氏の口から説明はなく、この処分についてファンから批判が相次いでいる。
「運営は自分たちのことばかり考えている」
公式サイトには7日、NGT48暴行事件について第三者委員会にて調査中であるにも関わらず、関係者が不適切な行動をしてしまったとして両氏の処分を決定し、謝罪した。AKB劇場総支配人は一旦空席となる。
同日、細井氏はブログで、「(暴行事件について)多くのご批判の声を頂いているところ、上記ツイッター投稿に関してもさらにご叱責を頂いております」と述べ、「改めて不快な思いをされた全ての方に深くお詫び申し上げます」とコメントした。
この対応について、ファンから怒りや疑問の声が相次いでいる。今村氏の契約解除については「これじゃ今村から事実が聴けない」「AKSの報告に足りないことがある。『契約解除となっても調査への協力、今村本人による皆様へのご説明は行う予定です』」と、運営の対応に違和感を抱いている人も少なくはない。
また「今村氏の契約解除の対応はトカゲの尻尾きり」と根本解決に至っていないという声や、「AKB支配人も今村支配人も、AKB劇場元支配人も自分たちのことばかり。被害にあった山口真帆さんのことを考えれていないのが本当に悲しい」といった声も寄せられた。