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『デビル メイ クライ5』ついに発売! プレイ前に押さえておきたい4つのポイント

2019年03月08日 10:41  リアルサウンド

リアルサウンド

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 前作から10年以上の時を経て、あの”スタイリッシュアクション”が蘇る。この記事では、3月8日にPS4、Xbox One、PC対応で発売される『デビル メイ クライ5』(CAPCON)の、発売前に押さえておきたい4つのポイントを紹介する。


(参考:『デビル メイ クライ5』はサウンドがより“スタイリッシュさ”を演出? サウンドチームに聞いてみた) 


■爽快感と連打疲れで”指が震える”スタイリッシュアクション
 『デビル メイ クライ』のやりすぎで、コントローラーを壊してしまったことのあるゲーマーは少なくないかもしれない。それほどに、『DMC』はボタンを連打して敵を倒す気持ちよさ、爽快感を追求したゲームになっている。


 ナンバリングタイトルとしては2008年に発売された『デビルメイクライ4』ぶりとなる本作は、シリーズ最大の売りである”スタイリッシュアクション”を正統進化させたアクションゲームだ。


 悪魔の跋扈する世界で戦うデビルハンターを操作して、迫り来る悪魔をバッサバサとぶった切り、銃で粉砕する気持ちよさはこれまで多くのゲーマーを魅了してきた。


 攻撃を連続で当ててコンボを繋げていくと評価が上がっていく”スタイリッシュランク”は本作を象徴するようなシステムで、より高いランクを目指してコンボに磨きをかけていく流れは中毒性に満ちている。


 Atomic! Smokin’! Smokin’Style!! Smokin’SickStyle!!! と、たとえゲームが相手でも、褒められるのは気分がいい。


■異なるアクションスタイルを持つ3人の主人公
 『デビル メイ クライ5』にはダンテ、ネロ、V(ブイ)という個性豊かな3人のプレイアブルキャラが登場する。以下簡単にそれぞれの特徴を紹介しよう。


・ダンテ
 『デビルメイクライ1』から『3』までで主人公を務めたダンテは、もちろんこれまでのシリーズで使ってきたリベリオンやエボニー&アイボリーといったお馴染みの武器を携えて登場する。


 加えて今作では、武器に変形するバイク”キャバリエーレ”も使用可能になり、銃・剣・バイクと男の子が憧れる3大アイテムをコンプリートしてしまった。キャラクターデザインもシリーズ5作目だけあってヒゲを生やしたシブい姿になっており、見るだけで心の中の中学2年生男子がときめいてしまう。


・ネロ
 前作『デビル メイ クライ4』の主人公であるネロは、今作では失った片腕を高性能の義手”デビルブレイカー”で補って参戦。デビルブレイカーには、拡散するビームを放つものや前作の投げ技のように豪快に敵を投げ飛ばせるものまで多種多様なものが装備できる。


 ステージ中に落ちているデビルブレイカーを拾い、義手を使い捨てながら戦っていくのがネロの戦闘スタイルだ。いかにデビルブレイカーを管理するかがコンボ継続の要になるだろう。


・V(ブイ)
 初登場となる3人目のプレイアブルキャラV(ブイ)は、全身にタトゥーの入った謎の人物。


 3体の魔獣を使役して戦うVの戦闘スタイルは、これまでの『デビル メイ クライ』とはひと味もふた味も変わったアクションが楽しめそうだ。


■爽快感はそのままに操作を支える「オートマチックアシスト」
 アクションゲームと聞くと、なんとなく「難しそう」と思ってしまう方でも安心の機能が「オートマチックアシスト」。この機能をオンにすればボタンを連打するだけでもコンボが繋がるようになる。


 体験版をプレイしてもらえれば実感できるが。アシストをオンにしていても自分がコマンド入力した際はそちらが優先して入力されるシステムになっているため、オートマチックアシストでコンボを練習し、慣れてきたら通常の入力に戻すのも大いにアリだろう。


 こういった簡易入力モードは時にゲーム自体の魅力を削いでしまうが、本作のオートマチックアシストは少なくとも現時点では、スタイリッシュさをスポイルしない素晴らしい補助輪になっている。


■シェアードシングルプレイ
 本作では少し変わったオンライン機能が用意されている。その名も”シェアードシングルプレイ”。


 シェアードシングルプレイは大きく分けて2つのポイントがあり、1つはステージ攻略中に遠くのエリアで他のプレイヤーが戦っている様子を見られること、そしてもう1つが他のプレイヤーとの共闘だ。


 オンラインでの共闘自体はありふれたシステムだが、シェアードシングルプレイという名の通り基本はシングルプレイで、その上に軽くオンライン要素が乗っかってくるようなものだと解釈すればいいだろう。このシステムについては蓋を開けてみるまで全貌が見えない部分もあるが、現時点では『ダークソウル』シリーズの他プレイヤーの影が見える機能と近いのではないかと思われる。


■豪華特典付きのデラックスエディションも注目
 3月8日発売の『デビル メイ クライ5』は、ダウンロード販売限定のデラックスエディションが7,436円(+税)、通常版が6,480円(+税)となっている。


 デラックスエディションには、あの『ロックマン』とコラボしたネロの武器”ロックバスター”をはじめとした4種のデビルブレイカーが付属するほか、ダンテの武器キャバリエーレのバージョン違いや、レッドオーブ10万個、そしてサウンド関連の特典も収録されている。


 また、通常版も予約購入した場合は、3人のプレイヤーキャラとNPC2人の見た目をEXカラーに変更できるDLCがプレゼントされる。


 スタイリッシュを極限まで突き詰めた新しい『デビルメイクライ』は、アクションゲームの歴史をいかに更新してくれるのだろうか?


(脳間 寺院)