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リーアム・ニーソン、今度の復讐は違った雰囲気に 『スノー・ロワイヤル』6月公開

2019年03月07日 19:01  リアルサウンド

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 リーアム・ニーソン主演映画『Cold Pursuit(原題)』が、『スノー・ロワイヤル』の邦題で6月7日から全国公開されることが決定した。


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 本作は、監督を務めたノルウェーのハンス・ペテル・モランドがステラン・スカルスガルド主演で製作した自身の監督作『ファイティング・ダディ 怒りの除雪車』をハリウッドでセルフリメイクしたもの。共演には、『インランド・エンパイア』のローラ・ダーン、『オリエント急行殺人事件』のトム・ベイトマン、『デイ・アフター・トゥモロー』のエミー・ロッサムが名を連ねる。『パルプ・フィクション』『ジャンゴ 繋がれざる者』のマイケル・シャンバーグがプロデューサーを務めている。


 主人公のネルズ・コックスマンは、真面目な除雪作業員だった。しかし、模範市民賞を受賞した直後に息子が殺され、静かな男はキレた。闇のキャリアで身に着けた特殊なスキルで悪を討つのではなく、除雪キャリアで身に付けた土地勘と体力と除雪車で敵を追い詰める。しかし敵は、健康志向の麻薬王、依頼をチクる殺し屋、乙女な中年マフィア幹部、殺人事件にテンションあがる田舎の警官などクセモノばかり。さらに、敵が敵を呼び、気付けば2つのマフィアと警察を巻き込んだ、クセモノだらけの四つ巴の戦いが巻き起こり、復讐は思わぬ方向へ。


 公開されたビジュアルでは、深い雪に覆われるアメリカ・コロラド州キーホーの町で除雪作業員として市民の生活を支えるネルズ・コックスマンが、死体とみられる男性を引きずっている姿が。その背後には、血に染まった除雪車と木に突き刺さった車が不条理な構図で絵捉えられている。中央には、「壮絶な、全くかみ合わない戦いが始まる。」というキャッチコピーが添えられている。(リアルサウンド編集部)