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カイリー・ジェンナー(21)がついにビリオネアに! 史上最年少の快挙

2019年03月06日 17:51  Techinsight Japan

Techinsight Japan

カイリー・ジェンナー、総資産は1100億円超とも!
2018年7月の『フォーブス』誌で「“全米最年少ビリオネア”の称号を手にするのも時間の問題」と囁かれていたカイリー・ジェンナーが、ついにその快挙を成し遂げた。若干21歳でのビリオネア達成は、Facebook創設者マーク・ザッカーバーグ氏の23歳の記録を抜き、カイリーは史上最年少でのビリオネア達成者となった。

米リアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』で人気を博したカーダシアン&ジェンナー姉妹の末っ子で、実業家として大成功を収めているカイリー・ジェンナーが、自身のコスメブランドを立ち上げたのは2015年、わずか18歳の時のことだった。リップスティック&リップライナーからなる29ドル(約3200円)のリップキットから始まった「Kylie Cosmetics(カイリー・コスメティクス)」はその後アイシャドウやアイライナー、ハイライターなど次々と新商品を生み出し、美容業界に旋風を巻き起こした。

それまで「Kylie Cosmetics」の商品はオンラインストアとポップアップストア(常設店舗と違い、期間限定で開設されるショップ)のみだったが、カイリーは昨年米大手コスメ専門店「Ulta Beauty(アルタビューティー)」とパートナーシップを締結し、米国がホリデーシーズンに入る11月に合わせて商品の店頭販売をスタート、2018年は「Kylie Cosmetics」にとって大きな飛躍の年となった。

このパートナーシップは「クレジットカードでのオンラインショッピングは不安」「オンラインでは目で見て手で触れて確かめることができない」といった問題を解決しただけでなく、クレジットカードを持てないティーンエイジャーらの実店舗での商品購入を可能にし、カイリーは店頭販売開始からわずか6週間で5450万ドル(約61億円)の利益を上げた。そしてこのパートナーシップにより同社の収益は9%上昇、2018年の利益は3億6000万ドル、ざっと400億円を超えたと報じられている。

「Kylie Cosmetics」の収益に加え、『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』出演料、その他様々なスポンサー契約らを合算したカイリーの純資産は昨年7月の時点で9億ドル(約1010億円)とされていたため、昨年の大幅な利益を考慮すれば、カイリーの資産は控えめに見積もっても10億ドル(約1120億円)はくだらないだろうと『フォーブス』誌は伝えている。このためカイリー・ジェンナーは、若干21歳にて正式にビリオネアの称号が与えられることとなった。

もともと裕福な家庭に生まれ、すでにリアリティ番組『カーダシアン家のお騒がせセレブライフ』を通じて人気や知名度も抜群だったカイリーを、“セルフメイド・ビリオネア”(自力で10億ドル以上の資産を築いた人)と呼ぶことに抵抗を覚える人も少なくないが、社員7名、パート5名、わずか29ドルのリップキットから一代エンパイアを築いたカイリー・ジェンナーが、今まで世界中の誰もが成し遂げられなかったことを達成したことだけは確かだ。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)