メルセデスのルイス・ハミルトンは、今週末に開催されるMotoGPの開幕戦カタール戦を現地で観戦することを明かし、2019年のうちに二輪テストを行う計画があることを示唆した。
F1で5度タイトルを獲得したハミルトンは、以前からバイクへの強い関心を示している。これまでMVアグスタとのコラボレーションモデルが2台生み出され、2018年12月にはスペイン・ヘレスでスーパーバイクのテストを行い、ワークスのヤマハYZF-R1を走らせている。
ハミルトンは、二輪に転向する意図はないと認めているものの、カタール訪問の目的は「もう少し学ぶ」ことであり、2019年のうちに走行を行うプランがあるとほのめかした。
「以前からずっとバイクが好きだから、すごく楽しみにしているんだ」とハミルトンはスペイン・バルセロナでのF1プレシーズンテスト中に語った。
「レースを最初から最後までずっと見ることはないかもしれないが、現地に行ってライダーがどう仕事をしているのか、F1と比べて予選がどう異なるのか、彼らがフィードバックにどう取り組むのかといったことを見ることにとても興味がある」
「学習するための経験のひとつとして行くつもりだ。でも深読みしないでほしい。僕はMotoGPで走るには年を取りすぎている。若い(マルク・)マルケスみたいに転倒には耐えられないよ!」
「でも今年のうちに楽しい出来事がある予定なんだ」
「スーパーバイクを走らせた時、スーパーバイクのライダーたちと同じように全開で走ることができなかった」とハミルトンは付け加えた。「だから学ぶべきことがたくさんある」
「F1で走るのとバイクで走るのとでは、スタイルがまるで違う。学習するのが楽しみだよ」