全日本F3選手権の合同テストが3月5日、鈴鹿サーキットで幕を開け、12時30分からスタートしたセッション1は宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が1分51秒285でトップタイムをマークした。
2019年の最初の合同テストとなる鈴鹿での全日本F3テストは、全日本スーパーフォーミュラ選手権の2日目セッション3に続き、晴天の下12時30分にスタートした。今回エントリーしているのは11台で、すでに今季の参戦が決まったサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)、エナム・アーメド(THREEBOND)などの外国人ドライバーも顔を揃えた。
大湯都史樹(TODA FIGHTEX)を先頭にコースインし、各車が周回を重ねていくが、上位につけていったのは宮田、そしてサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)、河野駿佑(RS FINE)。1分52秒台後半から52秒台前半にタイムを縮めていく。
最終的にこの走行では赤旗が出ないまま2時間の走行を終えることとなったが、トップタイムをマークしたのは1分51秒285をマークした宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)。途中急速に変わる風向きに影響されスピンを喫したものの、クラッシュはなし。
2番手につけたのは、終盤に1分51秒720までタイムを上げたフェネストラズ。3番手にはこちらも終盤タイムアップした小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)がつけた。4番手は昨年のこのテストでシェイクダウンだった河野駿佑(RS FINE)がつけ、5番手はシャルル・ミレッシ(YTB by Carlin)となった。
全日本F3選手権の合同テストは、3月6日にも行われる予定だ。
全日本F3選手権 鈴鹿合同テストセッション1結果 1 36 宮田莉朋/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S) 1'51.285 2 11 サッシャ・フェネストラズ/B-Max Racing with motopark 1'51.720 3 37 小高一斗/カローラ中京 Kuo TEAM TOM'S 1'52.005 4 35 河野駿佑/RS FINE 1'52.039 5 7 シャルル・ミレッシ/OIRC team YTB 1'52.067 6 8 片山義章/OIRC team YTB 1'52.406 7 12 エナム・アーメド/THREEBOND RACING 1'52.556 8 2 大湯都史樹/TODA RACING 1'52.591 9 28 山口大陸/TAIROKU RACING 1'53.023 10 13 三浦愛/THREEBOND RACING 1'53.962 11 30 DRAGON/B-Max Racing with motopark 1'54.696