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ダンデライアンが1-2。福住仁嶺&山本尚貴がタイムシート上位を奪う【スーパーフォーミュラ公式合同テスト2日目午前】

2019年03月05日 12:31  AUTOSPORT web

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2019年スーパーフォーミュラ第1回合同テスト鈴鹿2日目午前のトップタイムをマークした福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)
2019年スーパーフォーミュラ最初の公式テスト、第1回公式合同テストの2日目の午前セッションが行われ、福住仁嶺(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がトップを奪う結果となった。

 前日の雨上がりのダンプコンディションから一転して、強い日差しのもとで2日目のセッションが開始された。前日の雨を考慮して、事前の初日の走行時間を短縮して、2日目午前を15分、そして午後を30分延長しての開催となっている。

 9時から開始する2日目のセッションはピットレーンのグリーンシグナルの点灯後、まずは全20台中の19台がコースイン。関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)はすぐにはコースインせず、ピットで待機となり、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)もアウトラップ後にするピットに入る形でセッションが始まった。

 全車ドライタイヤで、ひとまずほとんどの車両がタイムをマークしたところでトップに立ったのは福住仁嶺。1分37秒570のタイムで、まずはこのタイムがターゲットタイムとなった。

 その後、ニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)、そしてハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)がトップタイムを更新。序々に路面にタイヤラバーがのり、路面コンディションが上がっている様子がうかがえた。

 午前セッションの半分を過ぎた10時すぎには昨日の総合トップタイムをマークしたアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)が1分37秒229のタイムをマークしてトップに浮上。その後は多くの車両がロングランに入ったようで、セッション終盤までこのタイムは更新されることはなかった。

 午前セッションも残り15分を切ったところから、予選シミュレーションに入るマシンが現れ、1分37秒328とトップとコンマ1秒差の2番手に新人のアーテム・マルケロフが大きく躍進。すると、ダニエル・ティクトゥムが1分36秒台に入る1分36秒640を記録してトップを奪い、2番手には野尻智紀(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)がタイムアップと、順位が目まぐるしく変わる展開に。

 最後は福住が1分36秒150のタイムでトップを奪い返し、そしてチームメイトの山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が11時15分のチェッカー後にベストタイムを更新して1分36秒602で2番手にアップ。ダンデライアンレーシングのワンツーという順位になった。

 また、セッション最後にニューウェイがスプーンふたつめのアウトに飛び出した模様で、サンドエリアにストップとなった。

 午後のセッションは14時45分から17時15分の間で開催される。