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2019年末からフォーミュラE参戦のメルセデス、ジュネーブで電動マシン『シルバーアロー01』公開

2019年03月05日 11:41  AUTOSPORT web

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メルセデスのフォーミュラE参戦マシン『メルセデスベンツEQ シルバーアロー01』
2019年末に開幕する第6シーズンからABBフォーミュラE選手権に参戦するメルセデスは、シリーズに投入する『メルセデスベンツEQ シルバーアロー01』を3月7日に開幕するジュネーブモーターショーで世界初公開する。

 市販車で急速に進んでいる電動化の波を受け、メルセデスは電動フォーミュラで争われるフォーミュラEへの参戦を決定。2019/20年シーズンからメルセデスEQ フォーミュラEチームとして参戦する。

 これにより、メルセデスはフォーミュラEとF1の両選手権へ参戦する唯一の自動車メーカーとなる。  

 第89回ジュネーブショーで初公開されるメルセデスのフォーミュラEマシンは、“ティザー”カラーリングをまとって登場。先行公開されたイメージ画像ではブラックをベースに2019年のF1マシン同様、車体後部にスリーポインテッド・スターが散りばめられたデザインとなっている。

 またマシンのサイドにひかれたブルーのラインは同社が展開する電気自動車ブランド『EQ』のシンボルであると同時に、F1でスポンサードを受けるペトロナスもイメージしたものとのこと。

「フォーミュラE参戦へのカウントダウンが始まった」と語るのはメルセデスベンツ・モータースポーツを取りまとめるトト・ウォルフ。

「我々はシリーズ参戦に向けて、水面下で作業を続けてきた。しかし、今回こうやってマシンを披露するということは、プロジェクトが第2段階に突入したことを意味するんだ」

「フォーミュラEは、我々にとってはまったく新しい戦いの場だ。ただ、我々の優れたパワーユニットが持つパフォーマンスを披露することを楽しみにしてるし、EQブランドへの支持を加速させることもできるだろう」