アリアナ・グランデ、ワールドツアー控えファンに感謝「あなた達と音楽が私を救ってくれた」

米歌姫アリアナ・グランデが、約1年半ぶりにワールドツアーをスタートする。近年何かと辛いことの多かったアリアナは自身のこれまでを振り返り、今の素直な心境をTwitter上で吐露した。

2017年5月の英マンチェスターでのコンサート直後に起きたテロ事件や、昨年9月の元恋人の急死、その翌月には当時の恋人と婚約解消など辛い出来事が続いていたアリアナ・グランデ。昨年9月末には、Twitterで交わしたファンとのやりとりの中で「長期間自宅を離れるのが怖い」「しばらくは大きなツアーをするのは難しい」と正直な気持ちを明かしていた。

しかしそんな精神的ダメージを受けながらも、アリアナはその時々の自身のリアルな感情を歌詞に込め、次々とヒット曲を生み出した。『thank u, next』はMV公開24時間の再生回数で新記録を樹立、年末には『Billboard』の「2018 ウーマン・オブ・ザ・イヤー」に選ばれるなど、シンガーとしてのキャリアは大きな飛躍を遂げた。

そして今月18日からは、待ちに待った「Sweetener World Tour」が開幕する。アリアナはニューヨークを皮切りに4か月をかけて北米42都市を回り、8月からは2か月間で英国やオランダ、フランス、ドイツなどを回る予定だ。久々の大きなツアーを目前に控えたアリアナは現地時間1日、ツアー決行に至るまでの経過や現在の心境、そしてファンへの感謝の気持ちなどをSNS上で吐露している。

「ほんの数か月前はツアーができるような状態じゃなかった」ことを明かしつつ、アリアナは「友達やファンのみんな、そして音楽が私を救ってくれた。そのおかげで苦しい状況から這い上がることができた」と感謝の気持ちを記した。

また「まだ心の傷は完全には癒えていないものの、心に重くのしかかっていたものは軽くなった」として、今はこのツアーを成功させることに集中したい―と意欲をのぞかせている。また最後はファンに対してこのように伝えた。

「これまで支えてくれて本当にありがとう。心からそして永遠に感謝しています。」
「人生は不測の事態の連続。でもあなたの愛と音楽が、それをスウィートなものに変えてくれる。」

若干25歳でありながら、人の何倍もの速さでジェットコースター並みの人生を歩んでいるアリアナ・グランデ。「きっと素晴らしいツアーになるはず」「ステージではたくさん泣いちゃうと思う」と語るアリアナのパワフルなステージを、世界中のファンも心待ちにしていることだろう。

画像は『Ariana Grande　2019年3月1日付Instagram「mmmmk .... about to embark on my third tour and am for sure deep as fuck in my feelings.」』のスクリーンショット
（TechinsightJapan編集部　c.emma）