トップへ

バーチャルジャニーズ苺谷星空、敏腕P「前田くん」の指令で愛すべきポンコツキャラを発揮

2019年03月04日 09:11  リアルサウンド

リアルサウンド

 ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥(かいどう あすか)(CV.藤原丈一郎)と苺谷星空(いちごや かなた)(CV.大橋和也)が2月28日、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」で、10回目の生配信を行った。


(関連:バーチャルジャニーズ海堂飛鳥&苺谷星空、「視聴者相談のコーナー」で輝く2人の真逆の個性


 アイドルデビューを夢見て、日々SHOWROOMでの配信に励む海堂と苺谷には、強力なブレーンが存在する。それが、メガネがトレードマークの頭脳明晰なプロデューサー・前田くんだ(中の人はSHOWROOM代表の前田裕二氏)。前田くんの役割は、主に公式Twitterの更新。アカウント開設時に「僕は、何があっても、二人の事を一生裏切らない」と熱いメッセージを寄せていた彼は、海堂と苺谷の個別配信が始まって少し経つと、いてもたってもいられなくなったようで「心配なので、僕も見に行く事にする」とポツリ。それ以来、毎日のように二頭身アバターに姿を変えて配信を見学しに来ている。最近では見学だけに飽き足らず、配信中に「星空、ちゃんと勉強したか?」といったように積極的にメッセージを投げるなど、兄貴分的存在感を醸しだすようになった。そんなちょっとおせっかいな敏腕プロデューサー・前田くんが、第10回目の配信時にその辣腕(?)を発揮することになった。


 それは「苺谷星空のいちご果汁99%のお部屋」でのこと。個人配信を行う苺谷が「あ、そうそう、前田くん? 僕はマエッチって呼んでいるんですけど。マエッチがね。僕に指令を出したんですよ!」と発言。ちなみにこの日、マエッチこと前田くんは公式Twitter上で「テスト期間も終わる事だし、2人の配信を更に面白くするために、ちょっとした司令を出そうと思う」と考えを明かしたうえで「星空は『声真似』。声が魅力だから、声色を増やせたら武器になる。リクエストあれば是非」と、ファンから意見を募っていた。


 この見方によっては「ムチャ振り」とも捉えられるマエッチの指令だが、苺谷は「『声真似』って何? モノマネのことなんかな?」と声を弾ませながら話しており、なぜか楽しげ。早速、視聴者から寄せられた「飛鳥くんのモノマネして~」というコメントを拾って「ふふふふふ」と海堂の笑い方を真似して、一人で面白がっていた。


 続いてのお題はドラえもん。苺谷は「いくで……ぼ~く、ド~ラ~え~も~ん!」とオーソドックスなフレーズを披露し、「やっぱ、似てる! これめっちゃ似てなかった!?」と自画自賛した。さらに、お題として「アンパンマン」が来ると「アンパンマンもめっちゃ似てると思うんですよ!」と自信満々に、「ぼく! アンパンマン!」と、またも自己紹介部分をコピー。再び「似てない!? これ俺の中で、一番似てるって思ってるんですよ!」と力説するも、ファンからは「笑えないほど似てない(笑)」と全否定されていた。


 苺谷は「ちょっとマエッチ~」と泣きつくも、前田くんからは「助けられないな」と非情な通告が。その後も、ミッキーマウス→「ぼく! ミッキー!」、ルフィ→「おれは海賊王だ!」、プーさん→「ぼ~く、プーさんだよ~」と、堂々と名前を名乗るモノマネばかりを繰り返し、ファンからは「似てないw」「誰?」とのツッコミが殺到していた。このように、苺谷の愛すべきポンコツさを最大限引き出せたという意味で、前田くんの指令は大成功だったと言って良いだろう。


(こじへい)