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メーガン妃、今月8日の「国際女性デー」で公開討論会出席へ

2019年03月03日 10:41  Techinsight Japan

Techinsight Japan

討論会での発言が注目されるメーガン妃(画像は『Kensington Palace 2019年3月1日付Twitter「On Friday 8th March The Duchess of Sussex will join a panel discussion convened by @QueensComTrust to mark #IWD2019」』のスクリーンショット)
英王室メーガン妃が今月8日、ロンドン市内で行われる公開討論会へ出席することが明らかになった。「国際女性デー」にちなみ男女平等や女性が直面する様々な問題について話し合うという。

第1子の出産を4月に控えた英王室メーガン妃は、2月のモロッコ王国への公式訪問をもって海外公務は一旦終了となった。今後正式に産休に入るまでは、国内にて残りの公務を遂行する予定となっている。

そんななか、ケンジントン宮殿は公式Twitterにて「国際女性デー」にあたる今月8日にメーガン妃が公開討論会に出席する旨を発表した。ロンドン市内の「King’s College London」にて行われる同イベントを主宰するのは、チャリティー団体「The Queen’s Commonwealth Trust」だ。英連邦53か国の未来を担う若者たちに様々な分野で活躍するチャンスを提供する同団体は、それまでパトロンだったエリザベス女王が昨年その座を引き渡し、現在はメーガン妃の夫ヘンリー王子が会長を務めている。

8日に行われる公開討論会にはメーガン妃をはじめ、モデル兼女優のアジョワ・アボアー、シンガーソングライターで活動家としても知られるアニー・レノックスらが出席予定で、学生や若きリーダー達を前に「国際女性デー」の意義や教育へのアクセス、雇用における制約といった女性が直面する問題についてディスカッションが行われるという。

自らを「フェミニスト」と呼びジェンダーの平等および女性のエンパワーメント支援に尽力してきたメーガン妃は2015年、親善大使を務めていた「UN Women」のコンファレンスで、

「夢を抱く少女は、やがてビジョンを持った女性へと成長していきます。」
「ジェンダー平等をただ唱えるだけではまだ十分ではありません。その実現を信じ、ともに活動していきましょう。」

とスピーチを行っている。

また昨年2月には、ヘンリー王子の婚約者という立場でウィリアム王子やキャサリン妃とともに「英国王室基金フォーラム(Royal Foundation Forum)」に出席したメーガン妃。その際には「#MeToo」「#Time’s Up」について独自の見解を披露し、

「女性は嫌なことを嫌だと声に出して言えるよう、わざわざ周囲からお膳立てしてもらう必要などないと思います。」
「女性はすでに自分の意見をきちんと持っているのです。大事なのは、“その意見に自信を持ち、積極的に発言すること”です。そして“その声にもっと耳を傾けてくれるような社会へと変えていくこと”だと思うのです。」

と力強く語っていた。

王室入りする前から女性の地位向上に対して明確なビジョンを抱き、それを積極的に発信してきたメーガン妃。8日の「国際女性デー」での公開討論会では、これまで以上に妃の発言内容に注目が集まることだろう。

画像は『Kensington Palace 2019年3月1日付Twitter「On Friday 8th March The Duchess of Sussex will join a panel discussion convened by @QueensComTrust to mark #IWD2019」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)