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鈴鹿でモースポフェス2019開幕。メーカーの垣根を越えマシン、ライダーが集結、ホンダ八郷社長、トヨタ豊田社長の姿も

2019年03月02日 15:51  AUTOSPORT web

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トヨタ、ホンダ、モビリティランドの代表が登場し、ファンへ挨拶した
3月3日、鈴鹿サーキットで『モースポフェス2019 SUZUKA~モータースポーツファン感謝デー~』が開幕した。初日のセレモニーには、F1やMotoGP、WEC世界耐久選手権、WRC世界ラリー選手権などを戦うマシンがグリッドに勢揃いした。

 鈴鹿サーキットで毎年行われてきたモータースポーツファン感謝デーは、2019年からトヨタとホンダ、モビリティランドが共催するモースポフェスに変貌。メーカーの垣根を越え、レッドブル・ホンダカラーのF1マシンやWECのトヨタTS050ハイブリッド、WRCのトヨタ・ヤリスWRCなどがサーキットに登場した。

 セレモニーでは、上記した世界戦を戦うマシンのほか、スーパーフォーミュラ、スーパーGTなど国内レースを戦うマシンが鈴鹿サーキットのグリッドに一堂集結。2018年のスーパーGTでチャンピオンを獲得したRAYBRIG NSX-GTを先頭に、DENSO KOBELCO SARD LC500、TEAM MUGENとKONDO RACINGのSF19、2017年のインディ500で優勝したアンドレッティ・オートスポートのダラーラDW12、2018年のWRCマニュファクチャラータイトルを獲得したヤリスWRC、2018年のル・マン24時間レースを制した8号車TS050ハイブリッド、2019年カラーをまとったアストンマーチン・レッドブル・レーシングのF1デモカー、2017-2018年シーズンのEWCル・マン24時間レースで優勝したF.C.C. TSRホンダ・フランスのホンダCBR1000RR、MotoGPを戦うLCRホンダ・イデミツカラーのホンダRC213V、計10台が1列で鈴鹿サーキットを3周した。

 走行を終えたマシンは、ホームストレートに集結。マシンを走らせたドライバー、ライダーが会場に集まったファンへ手を振った。

 ここでサプライズ演出が行われた。CBR1000RRとヤリスWRCはホームストレートではなくピットへと戻り、ライダーとドライバーを乗り換える。本田技研工業の八郷隆弘社長がCBR1000RRでトヨタ自動車の豊田章男社長がヤリスWRCで登場。東コースを1周して会場に集まったファンの前に現れた。

 ここにモビリティランドの山下晋社長も登場。山下社長は「今日にたどり着くまでトヨタ、ホンダのモータースポーツに関わる人たちが全面的に協力してパレードランが行われました。トヨタ、ホンダの思いが詰まった2日間になりますので、ぜひお楽しみください」とコメントし、イベントを共催する3社の代表がモースポフェス2019の開幕宣言を行った。

 ファン感謝デーから生まれ変わったモースポフェス2019は3月2~3日の2日間に渡って開催。期間中は各カテゴリーを戦うマシンのデモランのほか、本山哲、脇阪寿一、道上龍による『新・永遠のライバル対決』といったコンテンツなどが行われる予定だ。