鈴鹿サーキットは、2019年F1第17戦日本GPにおける新たな取り組みとして、ホンダ応援席の増設や、スペシャルチケットの種類増加、若い世代のファンを対象とした新たな割引システムを発表した。
2019年はホンダがレッドブルへのパワーユニット供給を開始し、姉妹チームのトロロッソと合わせて2チーム4台のマシンにホンダのパワーユニットが搭載される。それを踏まえて2019年はホンダの応援席が増設されることが決定し、2コーナーからS字にかけてのC席全域が『Honda応援席』となる。
また、2018年に導入されて好評だったプラスチック製のスペシャルチケット。今年はデザインの種類を約70種類にまで増やし、ファンが各々の好きなチームやドライバーを選択できるようになる。またデザインを選ぶ期間も拡大されるという。
そして若い世代のファンを取り込むための新しい取り組みとして、料金設定の中に『U23』(15~23歳/中学在学生を除く)という区分を設定する。この『U23』区分に当てはまるファンは、対象となるV1席(グランドスタンド下段)、B2-1席(1~2コーナー)、R席(最終コーナー)のチケットを、ひとり1万円という価格で購入することができる。
加えて、2018年に引き続き3~15歳までの子ども料金は3000円となる。また10月11日(金)~13日(日)のレース開催日に加え、レース前の10日(木)、レース後の14日(月・祝)の入場とこの5日間のモートピア(ゆうえんち)パスポートもついている。
ホンダF1の活躍をはじめ、ダニエル・リカルドやキミ・ライコネンといったトップクラスのドライバーの移籍や、ロバート・クビサのF1復帰、あるいはトロロッソ・ホンダのアレクサンダー・アルボンをはじめとするルーキードライバーの参戦など、前年以上にシリーズ全体の盛り上がりが予想される2019年のF1。ぜひこれらの制度を活用して、日本GPに足を運んでみてはいかがだろうか。
なお、F1日本GPのチケットは5月19日(日)の午前10時より販売開始となっている。