2019年プレシーズンテスト最終日に走ったトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、8日間にわたるテストのなかでやるべき仕事を最大限に成し遂げたとして、非常に実りあうテストであり大満足だと語った。
1日金曜、クビアトはスペイン・バルセロナで131周を走り、午前セッションでC5タイヤを使って出した1分16秒898で、13人中5番手となった。
「プレシーズンテストはとてもうまくいった。たくさんの周回を走れたから、この2週間にわたる仕事に満足していいと思う」とクビアトは言う。
「2回のテストの合間に課題をこなせたのは大事なことだ。その結果、2週目のテストが終わるまでに、快適に走れるマシンになった。テストの間、新しいパーツやさまざまなセットアップのアプローチを試し、マシンがそれにどう反応するのかを確かめた。こういうことをレースウイークエンドでやるのはリスクがあるし、時間も消費してしまう。こういったアイテムの評価をして、マシンの速さをめいっぱい引き出すための方法を見つけ出した。いろいろ考えあわせると、僕らはこの冬のテストを最大限に活用することができたと言っていいと思う」
「今日は午前中にショートランと予選シミュレーションを行い、午後にはレースシミュレーションに移行した。どちらもとてもうまくいったよ。この後は、メルボルンでの開幕戦に気持ちを集中させていく」