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LVMHファッショングループCEOシドニー・トレダノの娘が靴ブランド「ノダレト」を立ち上げ

2019年03月02日 09:22  Fashionsnap.com

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「ノダレト」2019年秋冬コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
LVMHファッショングループの会長兼CEOシドニー・トレダノ(Sidney Toledano)の娘ジュリアが手掛けるシューズブランド「ノダレト(NODALETO)」が、2019年秋冬シーズンにデビューする。パリファッションウィーク期間中の3月1日、パリで開催した展示会で初披露した。

 「ノダレト」は、デザインを手掛けるジュリア・トレダノ(Julia Toledano)と、イメージディレクションを担うオリヴィエ・レオン(Olivier Leone)が立ち上げたブランド。ロースクール出身で、スタイリストアシスタントとして経験を積んだというジュリアが自身のブランドとしてデザインを手掛けるのは初めて。ブランド名は、トレダノの名字のアナグラムになっている。
 デビューシーズンとなる2019年秋冬コレクションでは、チャンキーヒールとスクエアトゥが特徴のパンプスやブーツをラインナップ。1970年代のサンフランシスコで見られたヒッピーブーツや、パンアメリカン航空のキャビンアテンダントの制服から着想したブーツなど、インスピレーション源は様々だ。石好きのジュリアのアイデアにより、一部のスリッポンやブーツの後ろには石をはめた太陽モチーフのディテールがあしらわれた。素材にはイタリア製のレザーやベルベットを採用し、価格帯は490~1,190ユーロ。ヒールの高さは5.5~8.5cm。発売時期は6月中旬で、同時期にパリの百貨店ボン・マルシェにポップアップストアを出店する予定だという。
 ジュリアの父シドニー・トレダノは「クリスチャン・ディオール クチュール(Christian Dior Couture)」のCEOを約20年間務めた後、2018年に「セリーヌ(CELINE)」や「ロエベ(LOEWE)」「ケンゾー(KENZO)」などを擁するLVMHファッショングループの会長兼CEOに就任した。

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