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バーチャルジャニーズ海堂飛鳥&苺谷星空、「視聴者相談のコーナー」で輝く2人の真逆の個性

2019年03月01日 17:51  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ジャニーズ初のバーチャルアイドル・海堂飛鳥(かいどう あすか)(CV.藤原丈一郎)と苺谷星空(いちごや かなた)(CV.大橋和也)が2月27日、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」で、9回目の生配信を行った。


(参考:バーチャルジャニーズ、Twitterフォロワー数が1週間で6万人超に ひたむきな姿勢が多くのファンを魅了


 『Johnny’s × SHOWROOM バーチャルジャニーズプロジェクト』発足時の記者会見で、苺谷を演じるにあたり“中の人”大橋は「僕は、苺谷星空とすごく似ていると思っていて、親近感が沸いているので、苺谷星空の可愛いキャラをより一層引き出せたらなと思います!」と宣言していた。一方、海堂の“中の人”藤原は「どっちかって言うと僕は星空寄り」と自身がクールな海堂飛鳥と真逆の性格であることを告白。続けて「普段の藤原丈一郎じゃないところを皆さんに見せられるので楽しみです。難しいところもあるとは思うんですけど、やりながら習得していけたらと思います」とコメントしていた。


 その発言の通り、これまでの配信を通して、大橋は苺谷を底抜けに天真爛漫な明るいキャラに、藤原は海堂をツンデレな愛され系の王子様キャラに、それぞれ育て上げてきた。そんな好対照な2人の個性が、今回、「お悩み相談」のコーナーで色濃く発揮されることになった。


 「苺谷星空のいちご果汁99%のお部屋」で、苺谷は「飛鳥が恋愛相談しているじゃないですか」と、海堂の個別配信で行われている「恋愛相談のコーナー」に触れたうえで「だから僕は『お悩み相談』しようかなって思って! 真似しました~!」と言って、事前に募集したお悩みに答えていくお悩み相談のコーナーを開始した。


 最初に寄せられたのは「朝起きられなさすぎて朝が嫌いです。朝をやっつけてください」というお悩み。これに対して苺谷はカメラに向かって「ぶわー!!」と声を上げて「あ、もうやっつけたと思いまーす!(笑)」とニコニコしながら朝を撃退したことを報告した。次に届いたのは「カタカナの『リ』と『ソ』の区別がつきません。どうしたら良いですか?」という質問。苺谷は「自分だけの文字を考えるんですよ。違う文字を書いてみるんですよ、自分だけわかったらいいから」と謎めいたことを言って「『リ』と『ソ』を違う文字で書くことを自分で考えてみて~。悩み相談やのにごめんね、悩ませて(笑)」と、屈託のない笑顔で謝っていた。


 次に始まった「飛鳥のクルージングルーム」で海堂は、この苺谷の悩み相談が何の解決にもなっていないことをクサしつつ「俺がホンモノの相談っていうのを見せたるわ!」と、自信満々に恋愛相談のコーナーをスタート。


 「接点のない後輩を好きになってしまいました。告白すべきですか、しないでおくべきですか?」というお悩みが寄せられると「自分が年上やから、この後輩がもしかしたら困っちゃうかも知れないってことやんな?」と分析したうえで「恋愛に、愛に年齢なんか関係ない」とキッパリ。続けて「やっぱり、愛で一番大事なのは気持ち。気持ちをしっかり伝えること。困らせちゃうかなとか考えていたら、告白の時にその迷いが出ちゃうから、絶対に“好き”っていう気持ちだけを持って、その気持ちだけをプレゼントしたら、絶対に相手はグサっとくる。だから告白してみたらどうかな?」と、まっすぐカメラを見据えながらプレゼンし、視聴者からも共感の声が多数届いていた。


 ハイテンションに珍解答を連発する苺谷と、真剣な表情で「愛とは何か」を語る海堂。この全く真逆なスタンスの視聴者相談のコーナーを見ていると、中の人の大橋と藤原が、この9回の配信の中ですっかりキャラクターを自分のものにしていることがよくわかる。両名の個性が煥発する仕組みとして、この視聴者相談のコーナーはこれからも役立てられていくことだろう。(こじへい)