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第103回インディ500の予選フォーマットを変更。10から30番グリッドは予選1日目に決定

2019年03月01日 12:41  AUTOSPORT web

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2018年のインディ500に挑んだ佐藤琢磨は予選16番手を獲得した
5月26日に決勝レースが開催される第103回インディアナポリス500マイルレース。その前の週末である18、19日に行われる予選のフォーマット変更が発表された。

 かつては5月の1カ月間を使って開催されていたインディ500。近年は走行日が少なくなったものの、5月の半月を使って走行が行われている。

 2019年のインディ500は、決勝日が26日。予選は18日、19日の2日間がスケジュールされ、決勝に進むことができる33グリッドを決定する。

 昨年の予選フォーマットは予選1日目に、くじ引きで決まった順に4周を走行するアテンプトを全車1回ずつ行った後、時間が許す限りアタック合戦が繰り広げられる。この日の順位で、上位9台は翌日にポールポジションを決めるファスト・ナイン・シュートアウトへ、10~33番手が10番手以下のグリッドを決めるセッションへと挑み、34番手以降は予選落ちとなる。

 昨年は、インディ500でポールポジションも獲得したことのあるジェームズ・ヒンチクリフがマシントラブルなども影響し予選落ちとなるドラマが生まれた。


 2019年はその予選フォーマットを変更。初日に1台ずつアテンプトし予選1日目の上位9台がポールポジションを決めるファスト・ナイン・シュートアウトに進むことは変わらないが、10~30番手は予選1日目の順位でグリッドが決定。

 そして翌日にラストロウとなる11列目の3グリッドを決定するラスト・ロウ・シュートアウトを実施。くじ引き順にひとり1回のアテンプトを行い上位3台が予選を通過し、11列目のグリッドに決定する。

 その後、ひとり1回のアテンプトとなるファスト・ナイン・シュートアウトが行われ、ポールポジションと上位9グリッドが決定。15時15分から18時までは33台によるプラクティスセッションとなる。

 フェルナンド・アロンソの参戦でより注目が集まる第103回インディ500。今年も予選からたくさんのドラマが生まれそうだ。