2019年のスーパーGT GT300クラスに参戦する『エヴァRT初号機 X Works GT-R』 ラナ エンタテインメントは3月1日、人気アニメーション作品『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』とコラボレーションしたレーシングチーム、エヴァンゲリオン・レーシングとして2019年のスーパーGT GT300クラスに参戦すると発表した。新規参戦するX Worksとタッグを組み、ニッサンGT-RニスモGT3でシーズンを戦う。
1995年にTVシリーズが放送されて以降、20年以上に渡り熱狂的な支持を集めているエヴァンゲリオン。2007年には新劇場版の製作がスタートし、これまでに序、破、Qの3作品が公開されている。そして2020年には新劇場版最終作とされる『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』が公開される予定だ。
そんなエヴァンゲリオンとコラボしたレーシングチームのエヴァンゲリオン・レーシングは、2010年から活動をスタート。鈴鹿8時間耐久ロードレースやGT300クラスを戦ってきた。
昨年はGT300クラスには参戦せず、鈴鹿10時間耐久ロードレース、富士24時間レースなどを戦っていたエヴァンゲリオン・レーシングだが、2019年はGT300クラスでの戦いを“再起動”させる。
コラボレーションするX Worksは、香港を拠点に2019年からシリーズに参入する新チーム。ブランパンGTシリーズ・アジア等に積極的に参戦し、アジアのGT3チームのなかでもトップレベルの実力を誇る。
チームは2018年型GT-R GT3を33号車『エヴァRT初号機 X Works GT-R』として走らせる。カラーリングは作中に登場する汎用人型決戦兵器『エヴァンゲリオン初号機』と同じパープルとグリーンをベースにオレンジのラインが入るもの。ドア部分には作中に登場する特務機関NERVのロゴもあしらわれる。
マシンをドライブするのは23歳の若手ショーン・トンとチームオーナーでもあるマーチー・リーだ。
今回の参戦体制発表にあわせて、ファンにはおなじみの個人スポンサー募集もクラウドファンディングサイト『Makuake』でスタートする。こちらは1000円~20万円までのコースが用意され、オリジナルデザインの折りたたみ傘やサコッシュバッグといった限定アイテム、ボーリング大会など特別イベントへの参加券といったリワードが用意されている。
そして、エヴァンゲリオン・レーシングで忘れてはならないのが、チームに華を添えるレースクイーン。2019年は綾波レイ役に橘香恋さん、式波・アスカ・ラングレー役に北村沙織さん、真希波・マリ・イラストリアスに田中めいさん、碇シンジ役に杉原枝利香さん、渚カヲル役に藤谷梨砂子さんが選ばれた。
(c)Khara