舞台『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』のキービジュアルが公開された。
1997年にアメリカ・ニューヨークのオフ・ブロードウェイで初演された『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。性転換手術の失敗で股間に「アングリーインチ(怒りの1インチ)」が残ってしまったロックシンガーのヘドウィグが、自身の「かたわれ(=愛)」を追い求める姿を描く。「男でもあり女でもあると同時にそのどちらでもない」ヘドウィグ役に浦井健治、イツァーク役にアヴちゃん(女王蜂)がキャスティング。
キービジュアルは、唇に人差し指を当てるヘドウィグの姿を捉えたもの。ヘドウィグとイツァークのツーショット写真、スポットCMも公開された。浦井健治は「今回、ヘドウィグに挑戦し、僕自身の可能性の幅を広げる突破口になっていければいいなと思います」、アヴちゃんは「いろいろな人たち、ティーンや20代の子たちも巻き込みたい。ぜひ観に、踊りにいらしてください」とそれぞれコメント。
同公演は、8月31日から東京・EX THEATER ROPPONGI、9月11日から福岡・Zepp Fukuoka、9月14日から愛知・Zepp Nagoya、9月20日から大阪・Zepp Namba、9月26日から東京・お台場のZepp Tokyoで上演。チケットの販売は4月20日10:00からスタートする。
■浦井健治のコメント
僕の役者人生の中でも、これまでも、これからも、異色となるであろう作品です。
ヘドウィグは自分の傷や怒りを武器に強く生きている。
人はみな孤独だけど一人では生きていけないことも知っている。
だからこそ、人生を素敵なものにするバイブルをヘドウィグから与えてもらえるのではと感じています。
今回、ヘドウィグに挑戦し、僕自身の可能性の幅を広げる突破口になっていければいいなと思います。
新たなる挑戦と、そこで起きる化学反応を、ご覧になる皆様にも自由に楽しんでいただきたいです。
■アヴちゃん(女王蜂)のコメント
ヘドウィグのお話は、現代においてはめずらしいことではなくなってきています。
浦井さんとともに、今の時代を生きているわたしたちが演じることで、どんな風に感じてもらえるのか――人間の能力が試させている感じがして、ワクワクしています。
いろいろな人たち、ティーンや20代の子たちも巻き込みたい。ぜひ観に、踊りにいらしてください。