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佐藤万璃音、2019年もモトパークからフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズに参戦

2019年03月01日 02:21  AUTOSPORT web

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2019年もヨーロッパでの戦いを続ける佐藤万璃音
ヨーロッパのフォーミュラで挑戦を続ける佐藤万璃音が、2019年にFIAヨーロピアンF3から改称されるフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズに名門モトパークから参戦することが発表された。

 佐藤はヨーロッパを舞台にステップアップし、2015~16年はイタリアF4に参戦。2017年からはヨーロピアンF3に参戦し、2018年は最高位4位を得るなど活躍をみせたほか、マカオでのFIA F3ワールドカップでも結果こそ残らなかったが、日本人最上位を走る戦いをみせている。

 そんな佐藤は、2018年のシーズン後FIA-F2のテストにも参加したが、2019年は最終的にヨーロピアンF3から名称が変わるフォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズに参戦することが決まった。チームは過去2年同様、トップチームのひとつであるモトパークだ。

「ジュニアフォーミュラのレースは現在、ヨーロッパを中心に世界的に再編の時期にあります。そうした情勢の中、2019シーズンはどの選手権を戦うのが最善なのか、マネジメントチームと検討してきました」と佐藤。

「並行して昨年11月末から12月にUAEで実施されたFIA-F2公式テストへ参加し、ステップアップの選択肢もありました。結果さまざまな事情を鑑み、フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズへモトパークから参戦する決断を下しました」

 すでに佐藤は、12月にモトパークとともにスペインで6日間による走り込みを行い、準備を整えているという。

「3月末から始まるプレシーズンテスト、そして5月の開幕大会が楽しみです。ファンの皆さまはもちろん、僕を常に支えてくれるスポンサーの皆さま、そして僕を再び温かく迎えてくれたモトパークに感謝しています」

 フォーミュラ・ヨーロピアン・マスターズは、昨年までのF3規定での戦いとなる。佐藤にとっては3年続けて同じマシンでの戦いとなるが、その経験を活かした好結果を期待したいところだ。